次はこの技術でエージェント47をフサフサにしてみてもらいたい
日本でも2013年4月25日に発売される、新生『トゥームレイダー』。PC版でララの髪に自然なサラサラ感を感じたら、それはリンスを変えたから、ではなく、TressFXのおかげかもしれない。
AMDが公開したのは、髪の毛周辺の技術“TressFX”。新生『トゥームレイダー』のヤングなララ・クロフトをモデルに、従来のケースでのララと、この技術を使った場合のララの画像を公開している。
TressFXでは重力や風、頭の動きなどの変化に対応した頭髪を描写可能としており、ほかの髪の毛や衣服、ララ本人などの体を貫通しないよう衝突判定も行われている模様(詳細な処理については公式ページを確認されたし)。
また、特別な環境ではなく、Graphics Core Nextアーキテクチャのビデオカード(Radeon HD 7000シリーズ)で、WindowsのGPGPUをサポートするAPIのDirectComputeを通じてリアルタイムに物理シミュレーションを行なって処理されている。
蛇足ながら、プレイステーション4ではAMDのGCNアーキテクチャのGPUが搭載されると見込まれており、PS4ではこういった髪表現が見られるのかもしれない。