第七回のテーマは、“僕らのゲーム業界ってなんだ……!?”
あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が進行ナビゲーターを務める、エンタテインメントの未来を考える会“黒川塾(七)”が、2013年3月15日に開催されることが決定した。
“エンタテインメントの未来を考える会(Thinking of Future Entertainment)”黒川塾(七)
僕らのゲーム業界ってなんだ・・・!?
ベスト:平井善之(アメリカザリガニ)+松原健二+筧誠一郎+橋本徹+黒川文雄
【開催主旨】
音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。
参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。
音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した黒川文雄がナビゲートするエンタメ小宇宙。“エンタテインメントの未来を考える会(黒川塾)”開催決定です。
明日からのエンタメビジネス、みずからのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。
【開催日程】
2013年3月15日(金曜日) 19時00分より 開場
19時30分開始 90分~程度 終了後懇親交流会あり
【今回のテーマ】 僕らのゲーム業界ってなんだ……!?
スポーツ競技から発展を遂げた近代のゲームの歴史のなかで、デジタル化が進んだのは1971年にノーラン・ブッシュネルが開発した世界初のアーケードゲーム“コンピュータースペース”と言われています。その翌年にラルフ・ベアがマグナボックス社から世界初の家庭用ゲーム機“オデッセイ”を発売。その“オデッセイ”に感銘を受けて、ブッシュネルはアタリ社を創業し、テニスをモチーフにした“PONG(ポン)”を発売します。
デジタルゲームは、その後急速に拡大し、日本では1978年にタイトーがリリースした『スペースインベーダー』をきっかけに産業としての核をなしていきます。そして家庭用ゲームのファミコン、次世代機戦争と言われたプレイステーションとセガサターン、3次元コンピュータグラフィックスゲームによるシステムとグラフィック革命、そして携帯ゲーム機の時代を経て、PCオンラインゲーム、ガラケーやスマートフォンにおけるソーシャルゲームまで、ゲーム業界(産業)は多岐に渡るものになりました。そしてゲームユーザー(プレイヤー)も多様化していきました。
今回の黒川塾においては、僕らのゲーム業界ってなんだ……!?というテーマで、多彩なゲストを招聘します。
昨年12月に“日本ゲームユーザー協会”を立ち上げた お笑い芸人“アメリカザリガニ”の平井善之氏。コーエーテクモホールディングスの代表取締役を経て、ジンガジャパンの代表を歴任した松原健二氏。電通を経て、現在はPCオンライン・コンシューマにて行われるeスポーツを日本で促進する筧誠一郎氏。任天堂を経て、ゲームのバランス調整やチューニングなどを手掛ける“猿楽庁”を率いる橋本徹氏を招聘します。ユーザーの立場、家庭用ゲーム、業務用ゲーム、PCオンラインゲームなどすべてのカテゴリーを網羅したバラエティ豊かなトークセッションを開催します。
なお当日シークレットゲストの可能性もあります。今回の七回目もご期待ください。
……みなさんと共有し、考えてみたいと思います。
【進行ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】
東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム『アルテイル・ネット』を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。
あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。
【ゲスト・平井 善之(ひらい よしゆき)】
1973年兵庫県生まれ。1994年に漫才コンビ“アメリカザリガニ”を結成した。1998年にNHK上方漫才コンテスト最優秀賞、2008年にMBS新世代漫才アワード優勝など、受賞歴多数。現在、“サキよみ ジャンBANG!”(テレビ東京系)などにレギュラー出演中。ニンテンドー3DS用ソフト『GUILD01』で、“レンタル武器屋deオマッセ”の制作に携わる。アニメーション制作や最強ジャンプで漫画の連載を持ち、昨年12月に日本ゲームユーザー協会を設立したりと、枠に収まらない活動を行っている。
【ゲスト・松原 健二(まつばら けんじ)】
1962年生まれ。1986年東京大学大学院情報工学課程修了。同年日立製作所に入社、メインフレーム、スーパーコンピュータのCPU開発に従事。1997年米国マサチューセッツ工科大学大学院スローンスクール修了。同年日本オラクルに入社、データベース開発、2000年問題を担当。2001年コーエー(現コーエーテクモゲームス)入社、黎明期のオンラインおよびモバイルゲーム事業に関わり、2007年代表取締役社長に就任。2009年4月より経営統合にて発足したコーエーテクモホールディングスの代表取締役社長に就任。2011年ジンガジャパン入社、代表取締役社長に就任。
2008年よりCESA副会長、技術委員会委員長を務め、日本最大のゲーム開発者カンファレンスであるCEDEC運営に参画、現CEDECフェロー。これまでに、東京大学情報学環コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム特任教授、情報処理推進機構(IPA)未踏ソフトウェア創造事業プロジェクトマネジャーなどを歴任。
【ゲスト・筧 誠一郎 (かけひ せいいちろう)】
1960年、東京生まれ。1983年、成城大学法学部卒業。電通に入社。営業として、ディスクガレージ、マザーエンタープライズ等の広告を新規開拓したことから、音楽関係作業が増加。1988年、汐留国鉄車両操車場跡地の仮設ライブホール・汐留PITの企画立案・運営を手掛ける。その後、爆風スランプ、JUDY AND MARY、広末涼子、槇原敬之、Mr.Children、杏里、trf、吉田拓郎、Dreams Come True、ほか多数のCMタイアップ・イベント冠作業、原盤制作・PV・ジャケット・HP・コンサート制作、音楽配信等を手掛ける。さらにゲーム関連で、SFC、PS、Wiiのソフトをプロデュース。2007年、eスポーツと出会い、日本eスポーツ学会設立に関与。2010年、電通退社。2011年、eスポーツ専門会社、日本eスポーツエージェンシー設立。代表取締役に就任。現在に至る。“eスポーツJAPAN CUP”を主催しているほか、ゲーム関係イベントの運営・プロデュースを行っている。
【ゲスト・橋本 徹(はしもと とおる)】
1962年兵庫県生まれ。1984年京都産業大学卒業後、任天堂入社。SE、営業、スパーマリオクラブを経て1995年退職。1997年にマリーガルマネジメントに入社し、翌年社内に品質管理部署“猿楽庁”を設立。2001年に猿楽庁として法人化し、代表に就く。ゲームのチューニングを基幹事業とし、制作中のゲームの評価やバランス調整などを行う。“猿楽庁”の名付け親である糸井重里氏の一言で、肩書きも通称も“長官”となる。
■【開催場所】
南青山 サイバーエージェント・ベンチャーズ STARTUP Base Camp
〒107-0052 東京都港区赤坂八丁目5番26号 赤坂DSビル3F
東京メトロ 半蔵門線・銀座線 青山1丁目駅より 徒歩5分
【参加費】3000円(1ドリンク代込み)
学割2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)
★参加申し込みはこちらから
■イベントアテンド(ネットからのお申込みはコチラから)
【ぜひ足をお運びください!】
あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちのかたを歓迎します。もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくてもけっこうです。ここが何かの“入口”になるかもしれませんし、“出口”になるかもしれません。積極的な参加をお待ちしております。
【問合せ先】
イベント運営責任者 黒川文雄 kurokawa.fumio@gmail.com
(協力:サイバーエージェント・ベンチャーズ STARTUP Base Camp)