メインキャストは細谷佳正&日笠陽子
2013年6月8日(土)に上映される劇場中編アニメーション『ハル』。そのメインキャストと主題歌が発表された。
劇場中編アニメーション『ハル』は、監督:牧原亮太郎×脚本:木皿泉×キャラクター原案:咲坂伊緒という異色タッグで注目を集める作品。事故で最愛のハルを失ったくるみと、ハルのかわりとなるロボハル。ロボットと人が心通わす奇跡を描いた、号泣必至の近未来ラブストーリーが描かれる。そんな同作のメインキャストと主題歌が発表された。
ハル役は『ちはやふる』の綿谷新役や、『坂道のアポロン』の川渕千太郎役など、幅広い役を演じる細谷佳正、くるみ役は『けいおん』の秋山澪役などの日笠陽子が担当。さらに日笠は、主題歌『終わらない詩』を担当することも決定しており、彼女にとっては初の劇場アニメ主題歌となる。併せて、ハルとくるみが舞台となる京都・鴨川で微笑む愛らしいメインビジュアルと、初めてハルとくるみの声が入った予告篇も解禁。2013年2月9日(土)からは上映劇場で予告篇、さらにメインビジュアルを用いたポスター・チラシも掲出される。今回は、細谷と日笠に加え、牧原監督のコメントもお届けする。
【細谷佳正コメント(ハル役)】
アフレコの前にプレアフレコをさせていただき、監督を始めスタッフの方々と、劇中の絵と、演者の台詞との擦り合わせ作業に加わることができました。監督の目指す、映画『ハル』を通して伝えたいメッセージについて、スタッフ、演者で話し合うこともでき、演者としてハルというキャラクターに命を吹き込むことももちろんですが、この作品に関わるすべての方々とともにこの作品を“作っていく”という意識を持つことができました。ご覧いただく皆様の中にメッセージが残せるように、演者としてがんばります! 映画『ハル』、ぜひ劇場でご覧ください。
【日笠陽子コメント(くるみ役)】
オリジナルアニメーションには不思議な魅力があり、描きたい世界への想いが人をつなげていきます。ハルはそれを強く感じる作品だと思います。そんなチームのひとりになれることがとても嬉しい。想い想われる、そしてつながっている、そんな温かさを持ったくるみを演じたいと思っています。
【牧原亮太郎監督コメント】
本当に熱を持ってやっています。何でもそうだと思うのですが、いいものを作ろうとしたらエネルギーのぶつかり合いはすごいですね。スタッフ全員がいいものを作ろうと寿命を削ってやっています(笑)。いい意味で緊張感のある現場になっていて、自分的には心地いいです。自分を含めてスタッフも「新しいことをやってやる!」、「違うところを目指してみたい!」という感じがしています。本当にこういうスタジオにはなかなか巡り会わないっていうぐらいにいい現場です。でも、(スタッフに)コンテとかを見せると「これはたいへんだろうな……」と不安がられるのですが、「やってみたら幸せになれるよ……」と励ましながらやっています(笑)。アニメを作るのが本当に楽しいので、ずっと仕事をするのは幸せだなと思います。人生はつらいことばかりかもしれないけど、たまには良いこともあるよ(笑)。そういうのを言葉で言わずに映画全体で見ていただけたらと思います。男性ファンはハルがくるみの心を開こうとがんばっているのに、顔を見せてくれなかったり、部屋から出てこなかったりするのですが、そういう態度・仕草を含めて本当にくるみはかわいいので期待していただきたいです(笑)。
【主題歌情報】
劇場アニメ『ハル』主題歌『終わらない詩』
発売日:2013年6月5日発売予定
価格:【初回限定盤CD+DVD(PV収録)】1800円[税込]/【通常版CD】1200円[税込]
発売元:ポニーキャニオン
【スタッフ・キャスト】
キャスト:細谷佳正、日笠陽子
監督:牧原亮太郎
脚本:木皿泉
キャラクター原案:咲坂伊緒
アニメーションキャラクター・総作画監督:北田勝彦
小物設定・作画監督:長谷川ひとみ
作画監督:加藤寛祟、野崎あつこ、山本祐子
美術監督:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:藤田裕子
CGディレクター:西田映美子
撮影監督:田中宏侍
編集:肥田文
音響監督:はたしょう二
音楽:大島ミチル
主題歌:日笠陽子「終わらない詩」(ポニーキャニオン)
制作:WIT STUDIO
製作:ハル製作委員会