『アイドルマスター シンデレラガールズ』などソーシャルが引き続き好調
バンダイナムコホールディングスが、2013年3月期第3四半期決算短信を発表。当期も増収増益となり、併せて、2013年3月期の配当予想の修正を発表した。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3506億37百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益441億94百万円(前年同期比43.6%増)、経常利益450億46百万円(前年同期比46.2%増)、四半期純利益279億95百万円(前年同期比71.7%増)と、当期も増収増益となった。
短信によると、コンテンツ事業では、ネットワークコンテンツが、『機動戦士ガンダム』シリーズ、『ワンピースグランドコレクション』、『アイドルマスター シンデレラガールズ』などのソーシャルゲームを中心に、業績に大きく貢献。家庭用ゲームでも、国内外で『ソウルキャリバー』、『NARUTO』、『テイルズ オブ』など人気シリーズの最新タイトルの販売が好調だったことに加え、『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』も好調に推移し、また人気テレビ番組などをゲーム化したタイトルも好調だったとしている。
以上から、コンテンツ事業における売上高は1848億98百万円(前年同期比22.1%増)、セグメント利益は309億82百万円(前年同期比166.3%増)となった。
トイホビー事業では、『仮面ライダー』、『スマイルプリキュア!』関連玩具が好調に推移したものの、『スーパー戦隊』シリーズが好調だった前作に及ばなかったこと、商品構成の変化に伴う粗利率の低下などの要因もあり、売上高は1292億79百万円(前年同期比3.2%減)、セグメント利益は125億29百万円(前年同期比28.3%減)となった。
なお今回の発表に伴い、2013年3月期の配当予想修正も併せて発表に。年間の1株当たり配当予想が、2012年5月8日公表の24円から、業績連動配当6円を加えた30円に修正された。
【年間配当金】
◆前回予想
期末 12円
合計 24円
◆今回修正予想
期末18円(安定配当12円、業績連動配当6円)
合計30円(安定配当24円、業績連動配当6円)
※2012年12月10日に1株当たり12円の中間配当が実施されているため、期末の配当予想は1株あたり18円となる。