プロローグとエレボニア帝国の設定を公開
日本ファルコムの人気RPG『軌跡』シリーズの最新作であるプレイステーション Vita、プレイステーション3用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』。同作の公式サイトが本日2013年2月5日よりオープンした。公式サイトでは、同作の舞台となる帝国の設定やプロローグの一部、その他開発中の画面写真、イメージイラストなどが公開されている。
また、いまだ詳細が明かされていないメインキャラクターたちのプロフィールも順次公開されていく予定なので、シリーズファンは、今後も公式サイトの更新に気を配ろう。
【プロローグ】
──《エレボニア帝国》。
ゼムリア大陸西部において最大規模を誇るこの旧き大国では
近年、2つの勢力が台頭し、国内における緊張が高まりつつあった。
一つは《貴族派》──
「四大名門」と呼ばれる大貴族を中心とし、その莫大な財力によって
地方軍を維持し、自分たちの既得権益を守らんとする伝統的な保守勢力。
もう一つは《革新派》──
平民出身の「鉄血宰相」を中心とし、巨大な帝都や併合した属州からの
税収によって軍拡を推し進め、大貴族の既得権益を奪わんとする新興勢力。
両者の立場はどこまでも相容れず、その対立は水面下で深刻化し、
皇帝の仲裁も空しく、帝国各地で暗闘が繰り広げられるようになっていた──。
【地域紹介】
■エレボニア帝国(Elebonian Empire)
ゼムリア大陸の西部にある《黄金の軍馬》を紋章に掲げる巨大帝国。
大貴族の支配する旧い体制の国家だったが、《鉄血宰相》の異名で知られるギリアス・オズボーンの政策で全土に鉄道網が敷かれ、急速に近代化している。
20以上もの機甲師団の他、領邦軍(大貴族の私設軍)など巨大な軍事力を保持しており、リベール王国への侵攻など、周辺諸国に常に緊張を強いてきた。