SUDA51が台湾ゲームショウ2013に上陸
2013年2月2日、台湾・台北市で開催中の台北ゲームショウ2013のSCETブースにて、角川ゲームスの最新作『KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)』のステージイベントが行われた。
ステージイベントには『KILLER IS DEAD』のエグゼクティブプロデューサーを務める安田善巳氏(角川ゲームス)と、エグゼクティブディレクターの須田剛一氏(グラスホッパー・マニファクチュア)が登場。安田氏は昨年発売された『ロリポップチェーンソー』と『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』のヒットに対して、台湾のゲームファンに感謝と御礼を伝え、同時に『KILLER IS DEAD』の全世界同時発売を報告した(2013年夏発売予定)。
続いて、須田氏から『KILLER IS DEAD』を紹介。本作を『killer7』、『ノーモア★ヒーローズ』に続く「“殺し屋”シリーズ三部作」と説明しつつ、「しかし、今回は殺し屋を処刑する痛快でカッコイイ作品」とアピール。さらに本作の特長として「独特のグラフィックをしているクールなゲーム」と説明した。4人の主要キャラクターの紹介では、主人公のモンド・ザッパを「スーパーマンではなく、ひとりの公務員。彼が世界中のテロリストや悪い奴らを倒しにいく」とコメント。また、モンドの部下であるミカ・タケカワについて「彼女はコスプレイヤー。ゲーム中にさまざまな衣装で登場します」と明かした。
その後、台湾のゲームファンに“重大発表”が行われた。その内容が「中文化決定」と明らかになると、会場はもちろん大いに盛り上がった。“中文”とは中国語のことで、台湾ではゲームソフトがちゃんとローカライズされて発売されるケースはけっして多くない。期待の海外ゲームの「日本語化」が発表されたら……と置き換えれば、台湾のゲームファンにとって、どれほどうれしいニュースであるかがわかってもらえるはずだ。須田氏は会場のファンに向けて、「『ロリポップチェーンソー』を楽しんでいただいて、僕たちはとてもうれしく思っています。それが、今回の『KILLER IS DEAD』では中文化されて、遊んでもらえることは最高の出来事です」とコメントした。