多数の豪華ゲストが登場したトークセッション

柴田ヨクサル氏の爆笑トークも! 『サムライ&ドラゴンズ』ファンミーティング2013冬リポート その2_01

 2013年1月27日、東京・秋葉原のUDXで、セガがサービス中のPS Vita用オンラインゲーム『サムライ&ドラゴンズ』のファンイベント、”『サムライ&ドラゴンズ』ファンミーティング2013冬”が開催された。2013年2月1日からスタートする3rdシーズンに向けての発表やゲストを招いてのトークセッションが行われた本イベント。ここでは、そのイベントに登場したゲストのトーク、トークセッションの模様をお届けする。ちなみに、『サムライ&ドラゴンズ』開発陣からは、山田理一郎プロデューサー、福原知学アートディレクター、宣伝担当のサムドラ森田氏が登壇した。

発表された新情報はコチラの記事を参照

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▲冒頭の挨拶は「みなさん、おっぱい大好きでしょうか?」。会場は賛成多数でした。

 最初のゲストは、コラボレーションが発表されたマーベラスAQLの『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』から”爆乳プロデューサー”こと高木謙一郎氏。山田Pからは当然のようにその肩書きについて突っ込まれるも、「なんだ男かよ、と言われながら、がんばっております(笑)」と余裕の切り返し。さらに、今回のコラボレーションについて注目のキャラクターを聞かれると「すべて新キャラクターですが、雪泉、叢あたりに注目ですね。い~いおっぱいしてますんで」と、まったくブレず。2月28日に発売予定の『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』については、「本作は、オンラインでの対戦プレイが可能になっているので、皆さんで夜な夜な脱がしっこをしていただければと」などと会場を沸かせつつも「おっぱいおっぱい言っていますけど、真面目に作っているアクションゲームなので、これを機会に覚えて頂ければ」と、最後に我に返って作品をアピールした。

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▲コアなファンにはお馴染み(?)の、ドラゴン・サカーイ氏。

 続いては、こちらもコラボレーション先からのゲスト、『ファンタシースターオンライン2』の酒井智史プロデューサー……ではなく、『ファンタシースターポータブル2』の宣伝マン、ドラゴン・サカーイ氏が登場。山田Pいわく「封印されたキャラが(笑)」というサカーイ氏の登場に会場も大盛り上がり。そしてコラボ魔獣カードの紹介に続いて、サカーイ氏は「酒井ちゃんからかっぱらってきた」という本邦初公開のPVも公開する大出血サービスで、PS Vita版『PSO2』をアピール。「同じ会社で同じ基本無料のゲームということで、『サムライ&ドラゴンズ』といっしょにPS Vitaを盛り上げていきたい」と語った。

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 そして、コラボ関連最後のゲストとして、『SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)』のコンセプター、comseptの稲船敬二氏が登場した。登壇した稲船氏は「その衣装いくらかかってるの?」と山田Pらのいでたちに突っ込み。山田Pから耳打ちで額を伝えられると「どんな判断や! ほんま金ドブやね」と、お馴染みのセリフで会場を沸かせた。『サムライ&ドラゴンズ』については「作ってる人はまあ置いといて(笑)、すごくおもしろいゲーム」、今回のコラボについては「意外なコラボでとてもうれしいですね。おなじPS Vitaタイトルということもありますし、喜んでいます」と語った。自身がコンセプターを務める『SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)』については「開発は、僕はここに来ていていいのか、というくらいの佳境を迎えていますが(笑)、しっかりと体験版を遊んで頂いている皆さんの意見も反映して、いいものに仕上がっていますのでご期待ください」とアピールした。

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▲今回のイベント用に数量限定でコンテンツキーが公開されたスペシャル魔獣カード。ある魔法使いの顔がなんと……。

「最近はいいことも悪いことも『サムライ&ドラゴンズ』のなかにある」by柴田ヨクサル

 最新情報、コラボ情報の発表に続いて行われた、スペシャルゲストを招いてのサムドラトークセッション。ゲストとして登場したのは、本作の下級職のイラストを手掛けたマンガ家の柴田ヨクサル氏とコスプレタロット占い師の渚。柴田氏は「ほんとにこんな者が来てしまいまして……ほんとすみません」と、恐縮しきりに登場。しかしこの後、単にキャラクターデザインをしただけではないという、氏の真実が明らかに……。

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▲本作のキャラクター、ドーラのコスプレで登場した渚。職業ではみんなを回復できる職業が好きだそうだ。
▲独特のテンションと語り口で会場を大いに沸かせてくれた柴田ヨクサル氏。『サムライ&ドラゴンズ』が「本当に好きなんです」とのこと。

 セッションはお題に沿って進行。最初のお題は”キャラクターデザインについて”。まず、どのようないきさつで今回の仕事を受けることになったのかという質問に柴田氏が「はい。まず皆さまが思うことだと思いますが”なぜ?”ですよね(笑)。恐らくは、桂正和先生や井上雄彦先生に依頼して……断られて、そうしてコロコロと転がってきたおにぎりを僕が拾ったんじゃないかと」という切れ味鋭すぎる返答。これには開発陣一同「そんなわけないです!(笑)」と返すのが精いっぱい。これに「恐らくはセガさんも、アイツおにぎり拾っちゃったよ! と思われたんじゃないかと」と畳みかける柴田氏。これには会場も大爆笑、いきなり全員がヨクサルワールドへと飲み込まれてしまった。さらにイラストの反響については「もう、やっぱり”なぜ?”ですよね、皆さん」、氏を起用したことで本作の認知度が上がったと開発陣が感謝するも「毒を投入するのもいいいな、ということですよね」とワールド全開。話が氏の手掛けたイラストに及ぶと「全員が対峙した時に、誰が勝ってもおかしくない、というイメージで描きました。あえて言うなら、カイ・シデンや次元大介的なポジションの忍者が好きですね」とのこと。また、PVでグラビアアイドルの篠崎愛が起用されたことでも話題になった魔法使いのイラスト(おもに胸)については「どんな方でも実際に描いて頂くとわかると思うんですけど、描いているとおっきくなりますよ胸は」。「では小さく描く人というのは?」(山田P)、「かなりの根性がないと……描けないと思います」と持論を展開した。
 つぎのお題は”『サムライ&ドラゴンズ』の魅力とは?”。ここでまず山田Pが柴田氏が非常にコアな『サムドラ』プレイヤーであるという噂について聞くと「そうですね。いまランキングが120位くらいですね。闘技場はひと桁です」と、噂は真実であることを明言。「最近はいいこともいやなことも『サムライ&ドラゴンズ』のなかにある」というほどハマっているそうだ。いいことは「ミラシフ(※ミラージュシフト、スキルのひとつ)が10になったとかですね」、悪いことは「逆に高級スキルが消えてしまった時」とのことで、これには会場に集まったプレイヤーたちも驚愕。「スゴイ!」という声が一斉に上がった。一方の渚は1stシーズンで、生放送に出演して帰ってきたら、同盟が消滅していたという哀しいエピソードを披露。「号泣するほど悲しかったですが、ある意味『サムドラ』の魅力に気づけた」と語った。

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 3つ目のお題は”一番好きな職業は?”。この質問には、渚は「ソロもできて、仲間のサポートもできるハイプリーストです」。下級職では忍者が好きな柴田氏は「僕はブレードエンチャントレスですね。すごくイラストが上手くて、とてつもなく才能がある方が描いてらっしゃるんだろうなと。……下級職を僕なんかが描いてほんとすいません。『サムライ&ドラゴンズ』はモーションも素晴らしくて、ニンジャマスターが首刈りのときに小さな龍が出たり、海洋堂のフィギュアみたいによくできてますよね」と、引き続いての謙虚&マニアトークで会場を沸かせた。
 最後のお題は”世界を制するのに必要なものとは?”。これには渚も柴田氏も同じく「同盟の盟主さんは本当に大変だと思う。かなりの人格者でじゃないときない」と、リーダーの重要性を強調した。
 ここでお題は終了。セッションの最後は、ふたりからそれぞれファンへのメッセージ。渚は「『サムライ&ドラゴンズ』はプレイすると絶対におもしろさがわかるゲームなので、皆さんもこれを機会にぜひ遊んでみてください」、柴田氏は「ハマりすぎると非常に怖くて、人に勧めにくいんですが、そういうのもいいんじゃないかなということで。生涯に残るゲームだと思いますので、ぜひよろしくお願いします」と締めくくった。

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▲最後はゲスト全員での記念撮影。