麗しき女性悪魔の登場に魔界騒然!?
日本一ソフトウェアから、2013年3月20日発売予定のプレイステーション3用ソフト『ディスガイア D2』は、日本一ソフトウェアの設立20周年記念タイトルとして開発が進められているタイトル。これまでもさまざまなやり込みタイプのタイトルを発売してきた日本一ソフトウェアが、本作につけたジャンル名が“史上最凶のシミュレーションRPG”。いったいどんな内容なのか、気になるところ。
今回は、ラハールたちの身に起こった“大事件”やキャラクターメイク、そして悪魔どうしをつなぐ“アクマコネクト”などについてお伝えしよう。
◆ストーリー
魔王城で起きたいつもの(?)大事件!……もとい珍事件。
クリチェフスコイ派やバルバラの出現に、不穏な気配が漂いはじめた魔界。そんな状況の中でも、ラハールの根城・魔王城では、相も変わらずおバカなやり取りが飛び交っていた。
けれど、どうやら今朝の魔王城の様子はおかしいようで……。
フロン「うわわわっ! 寝坊しちゃいました!」
エトナ「ちょ、どーいうことよ!? 格ゲーの2Pキャラみたいになってんじゃん!?」
朝のアニメのためなら絶対に寝過ごさないフロンが寝坊し、エトナは気づくと体のあちこちが青色に変色してしまっていた!? どうやら魔王城の住人たちの体に、何らかの異変が起きている模様……。さらには、
「うるさいぞ! ゆっくり二度寝もできんではないか!」
という、偉そうな声にエトナたちが振り向くと、そこには見たこともない人物の姿が!
「ま、まさかその口調……!」「そして、その触角……!」「もしかして、お兄ちゃん……!?」
エトナたちが目にした“驚きの人物の姿”とははたして……?
ラハールちゃん(CV:水橋かおり)
朝起きたら、体が女性になってしまっていた魔王ラハール。
エトナやフロンの体にも異変が起きているようで、魔王城は朝から大騒ぎ。
原因究明のため、ラハールたちは手下の悪魔たちに、異変の調査を命令するが……。
「さっきから、この胸やケツのムチムチが気持ち悪くてかなわんのだ!」
◆キャラメイク
職業は、戦士や僧侶など、最初から選択できるもののほかに、ゲームを進行して条件を満たすことによって使用できるようになるものもある。出現条件は、関連ある職業を一定レベルまで育成したり、特定の武器を使い続けるなど、さまざまだ。
今回紹介するのは、“上位職”と呼ばれる職種のキャラクターたち。もちろん、特定の能力(ステータス)に秀でていたり、特殊な技能を有しているなど、心強いキャラクターだ。
<アーチャー>
心やさしき魔界の狩人。遠距離からの狙撃が得意なので、弓などの射撃系武器との相性が抜群。
<ガンナー>
素早さと命中率がウリの銃使い。連携攻撃時のダメージや命中率を上昇させる技能を持つ。
<陰陽術師>
特異な能力を持った術師。大地の力を制御し、戦場にさまざまな変化をもたらす。
<盗賊>
お宝をかき集めることに特化した職業。高い移動力に加え、“盗み”に関する特殊技能を持つ。
“盗み”は盗賊の十八番だが、“盗み”専用アイテムがあれば、どの職種でも一定の確率で盗むことができる。敵の装備品を盗むことができれば、その装備品が入手できるうえに、相手のステータスはダウンして、まさに一石二鳥だ。さらに、盗賊の場合は“盗み”の成功率がアップする。また、専用アイテムがなくても“盗み”が可能な“盗み”専用技を持っているのだ。
◆転生
なんでもありの魔界では、生まれ変わることも可能。転生システムを使えば、作成したオリジナルキャラクターを生まれ変わらせることができるのだ。
転生後の職業やスキルも選択可能で、転生前に習得した特殊技や、武器の習熟度、ステータスの一部を受け継ぐので、強力なキャラクターに生まれ変わることができる。
◆エクストラゲイン
利己的で自分勝手な魔界の住人たちだが、なんと“師弟関係”を築くことも可能。
弟子側も師匠側もメリットがあるこのシステム。弟子側は、師匠から戦闘技術が伝授され、師匠が習得している魔法を使えるようになったり、師匠が得意な武器の習熟度が上がりやすくなる。一方師匠側は、弟子のステータスの影響を受けて、自分のステータスがアップする。弟子が成長すればするほど、ステータスアップの恩恵にあずかれるのだ。
◆アクマコネクト
魔界の住人どうしにも、それぞれ“好感度”が設定されている。好感度が高ければ、キャラクターどうしの会話は親しげになり、戦闘時には支援や連携攻撃に影響を与えるなど、見逃せないパラメーターなのだ。この好感度はプレイによって変動するが、仲間のキャラクターなら、当然好感度は高いほうが有利なので、高くなるような行動を取るようにしよう。好感度を上げるには、戦闘が手っ取り早い。ともに出撃する、戦闘中にアイテムや魔法で体力を回復してあげる、連携攻撃をする……といった行動で、好感度は上昇していく。
また、暗黒議会で議題に上げて、可決されれば好感度が上がるという荒業も可能だ。
◆戦闘・魔法
さまざまな効果が魅力の魔法。本作では、僧侶や魔法使いはもちろん、転生やエクストラゲインを使えば、戦士や格闘家でもさまざまな魔法を使えるようになる。強力な効果を持つ魔法になるほど演出も派手になり、最上級の魔法には、人気イラストレーターによる描き下ろしイラストが使用されているのだ。
◆戦闘・属性
本作では、攻撃魔法や武器技、固有技それぞれに“属性”があり、炎・水・風・星・無という、5つがある。この属性は、敵はもちろん、味方にも設定されている。相手の弱点となる属性攻撃ができれば大ダメージが期待でき、また、自分の弱点である属性攻撃を持っている敵がいれば、なるべく攻撃を食らわないように立ち回る必要があるなど、戦略性も高い要素だ。それぞれの属性は、画面左下に表示されているので、簡単に確認することができるぞ。
“史上最凶のシミュレーションRPG”というジャンル名を冠する本作だが、自由度が高いと言うだけで、複雑怪奇なシステムを搭載しているわけではない。けっきょくのところ、自分の好きな職業のパーティーを編成して、気に入った技や魔法だけを使っていてもオーケー。まずは、思いどおりに楽しむことをオススメする。
◆次回予告!?
次回公開予定のシルエットを入手。人型ではないが、あの“触角”はまさしく……あの人!?
次回、“ひとりと一匹がひとつになる”新システムを大公開!
ディスガイア D2
メーカー | 日本一ソフトウェア |
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対応機種 | PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2013年3月20日予定 |
価格 | 7140円[税込] |
ジャンル | 史上最凶のシミュレーションRPG |
備考 | 初回限定版:11340円[税込] |