ゲーム自体はF2P(基本プレイ無料)で提供
『アリス イン ナイトメア』など独創的な世界観のゲームで知られるアメリカン・マギー氏が、クラウドファンディングサイトのKickStarterで、新作『Akaneiro: Demon Hunters』について出資募集を開始した。
本作は和風テイストをアートスタイルに取り込んだアクションRPG。プラットフォームはWindows、Mac OS X、AndroidとiOSのタブレットで、PC向けにはブラウザゲーム版もリリースされる予定だ。
出資希望額は20万ドル(1ドル80円換算で1600万円)。締め切りとなる2月3日午前8時27分までに希望額を超えればプロジェクト成立となる。
ゲーム自体はF2P(基本プレイ無料)モデルを採用する予定で、ゲーム内通貨“Karma”の販売のみを行うとのこと。Karmaはプレイを通じて獲得可能で、ゲームプレイ自体に影響するものの販売を行う予定はないという。
このため、出資者への特典には通常KickStarterプロジェクトで一般的なゲーム自体の入手は含まれておらず、ゲーム内アイテムやベータ版へのアクセス権、ダークホースコミックスによるアメコミ版のダウンロード権などが挙がっている(内容は出資額によって異なる)。
また、出資を募集する理由は、タブレット版の開発、協力プレイ、装備のクラフトシステムの開発、コミュニティサポートの構築などを進めるにあたって、パブリッシャーの資金提供による影響を受けず、独立性を維持したまま開発リソースを拡大するためだとしている。
なお、出資額が希望額以上に伸びた場合は、一定額を超えるごとに追加エリアの制作や、Linux版の開発、PvP(対人戦)アリーナの追加などを行うとのこと。