FTLは脳内宇宙戦艦ヤマトごっこができるのでマジオススメ
インディーゲーム専門サイトIndie DBが、2012年のインディーゲーム賞を実施。ファンの投票による“Players Choice Indie of the Year”は、『Chivalry: Medieval Warfare』に決定した。
20日間の投票期間には、合計7万8000以上の票が投じられたそう。ゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた『Chivalry』は、Torn Banner Studiosが制作・配信した一人称視点アクション。騎士となって斬り合い、殴り合い、首を飛ばしまくるという、実に男らしいゲームだ。Steamを通じて購入することができ、現在はホリデーセールということで1月6日までは16ドル74セントで販売されている。
また、ファン選出による期待の新作(Players Choice Best Upcoming)には、Grind Gear Gamesの『Path of Exile』が選ばれた。こちらは『ディアブロ』スタイルの見下ろし画面のアクションRPGとなっている。公式サイトによると現在はクローズドβテスト中で、2013年1月23日よりオープンβテストを開始予定となっている。
そして同誌の編集者によるEditors of Choiceに選ばれたのは『FTL: Faster Than Light』。こちらは宇宙船の艦長となり、宇宙戦闘を繰り返しながら目的地を目指していくシミュレーションゲームだ。
本誌記者も最近プレイしているのだが、基本は非常にシンプルな作りとグラフィックでありながら、サウンドも素晴らしく、ゲームデザインも絶妙に組み合わさっていて、思わず熱中してしまう中毒性がある。
ちなみにMOD(ユーザー作成の拡張プログラム)部門では、Mod of the Yearに『Black Mesa』が選出されている。これは初代『ハーフライフ』をSource Engineでリメイクしたもの。大ヒットした『ArmA2』のゾンビMOD『DayZ』は惜しくも2位。期待の新作MODには、発売時には変更されていた『S.T.A.L.K.E.R.』発表当時のクオリティを再現しようと試みる『S.T.A.L.K.E.R. - Lost Alpha』が挙げられている。