大島優子はナルシストの魔術師に!?
驚きのコラボが実現! コーエーテクモゲームスの誇る人気ブランド『野望』シリーズと人気アイドルAKB48が合体。GREE向けのソーシャルゲームとして『AKB48の野望』が発表された。2012年12月26日に行われた“コーエーテクモゲームス 新作ソーシャルゲーム 完成発表会”では、まずはコーエーテクモゲームス 代表取締役社長 襟川陽一氏が登壇。『AKB48の野望』のプロジェクトがスタートした経緯が語られた。
発端は、2011年5月まで遡る。AKB48の総合プロデューサーである秋元康氏が、デジタルメディア協会が主催するAMDアワードの授賞式で「これからは、デジタルエンターテインメントコンテンツにも積極的に取り組んでいきたい」とコメントしたのを聞いた襟川氏が、授賞式の後で行われたパーティーで「いっしょにやりませんか?」と誘ったところ、秋元氏が『信長の野望』の大ファンだったこともあり、お互いに意気投合して話がトントン拍子に進んだのだという。そこで「お互いがいいところを出し合って、いままでにないコンテンツを出そう」ということで、『AKB48の野望』の開発が進められたのだとか。『AKB48の野望』は、秋元氏と襟川氏の「気持ちが素直に現れたタイトル」だという。
襟川氏のスピーチに続いて、プロデューサー 廣重演久氏が登壇。聖歌から作られたオリジナルの世界“ラ・チャント”を舞台に、AKB48のメンバー全員が巫女として登場して、それぞれの野望を胸に世界征服を目指す――というゲーム概要が紹介された。『AKB48の野望』では、当然のことAKB48のメンバー全員が登場するが、性格などの設定は完全オリジナル。しかも、全員改名が施されており、たとえば、渡辺麻友はシーホク・ラッテ・ミッテ、柏木由紀はテラ・スクレークとなっている。プレイヤーは巫女につかえる指揮官として、推し巫女の願いを叶えるために戦う。“野望”の名前を冠しているだけに、「国盗りがアツい」(廣重氏)1作だ。
そして発表会では、ゲストとしてAKB48のメンバー、高橋みなみ、大島優子、島崎遥香、川栄李奈が登場。それぞれ、ゲーム中の衣装を身に纏っており、「いつもの衣装とは違って、そのキャラクターになった気分になれます」(高橋)、「いつもと違うのでソワソワします。私はナルシストの役なので、その気分になれます(笑)」(大島)、「マントを着てみたかったのでうれしい」(島崎)、「私が着ているのは、ふだんの衣装と似ているので、AKB気分が抜けません(笑)」(川栄)と四者四様にコスチュームを満喫しているようだった。
本作では、AKB48のメンバーがオリジナルの設定で登場することはすでにお伝えした通りだが、発表会ではゲストの『AKB48の野望』における設定がそれぞれ紹介。それによると、大島優子(アルティ・ストへラル)はナルシスト魔術師で自分を認めない人を片っ端からやっつけていくキャラ、川栄李奈(プエルラ・スピカ)は前対戦の首謀者でいまは平和に芸術活動をしているキャラ、島崎遥香(ファウスト・モトル・ミッテ)は乱世の魔王で戦乱の世を画策した悪者、そして高橋(モトイル・ペルシャ・テッラ)は、吟遊詩人にして戦士であるという。トークでは、「ナルシスト的なところがないとこの仕事はできませんが、ナルシストだけでもないような……」(大島)や「小さいときは“悪”ではなくて“よし”でした(笑)」(川栄)などと、役柄と実際のギャップが本人から語られた。とはいえ、「ゲームの世界でしか悪役になれないので貴重です」(島崎)とのコメントに代表されるように、皆さんそれぞれの役柄を満喫していたようだ。ファンにとっても、AKB48の違った一面が見られる、またとない機会と言えるのではないか? 発表会では、最後に4人により『AKB48の野望』に対する抱負が語られた。
大島優子
「ふだんと違うキャラになれるのがおもしろいです。どうやって戦って国を取っていくかが楽しみ。(役柄が)ナルシストゆえに、いちばんで国を取りたいです。自分が遊ぶとしたら、推し巫女は小嶋陽菜です。自由な感じでかわいいから」
川栄李奈
「日ごろゲームはあまり遊ばないのですが、このゲームのことを聞いた瞬間に遊びたくなりました。自分を推し巫女にしてがんばりたいです」
島崎遥香
「設定を聞いて、気になることがたくさんあります。大島さんとの敵対関係とか、生き別れの姉妹のまゆゆさんとの関係とか……。私は断然まゆゆ推しです!」
高橋みなみ
「めちゃくちゃおもしろそうですね! まずは事前登録をして、しっかりと遊びたいです。AKB48はファンあってのものですが、この世界もファンあってのもの。AKB48とはリンクしつつも違った一面が見られるので楽しみです。推し巫女は小嶋陽菜だったのですが、(大島と)かぶってしまったので、自分推しで! ひとりぼっちのキャラらしいので自分で応援してあげないと(笑)」
イベントは、最後に「私たちといっしょに世界統一をしましょう!」という元気な掛け声とともに終了。皆さんは、どの巫女さんを推します?
[2012年12月26日午後5時修正]記事中で、当初秋元康氏が「審査員に加わった」と記載しておりましたが、こちら正確には「受賞者としてのコメント」でした。お詫びして訂正します。
本日より事前登録がスタート
満を持して明らかになった『AKB48の野望』。本作の対応端末はフィーチャーフォン及びスマートフォンで、本日より事前登録をスタート。事前登録を行なったユーザーには、もれなく“Sレアメンバーカードが必ずゲットできる限定召喚状“がプレゼントされるとのことだ。なお、本作の配信は2013年1月末を予定している。以下、リリースよりゲームの概要を紹介する。
【ゲーム概要】
『AKB48の野望』は、架空の世界“ラ・チャント”を舞台に、プレイヤーがさまざまな交流、そして戦いをくり広げるソーシャルシミュレーションゲームです。人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーは、ラ・チャントの住人を演じます。そこで、「巫女」としてそれぞれの使命、意思に従い、または運命に導かれ、乱れた大陸を制覇するべく、各々の野望を抱き、立ち上がります。プレイヤーは、巫女を支える“指揮官”となり、ほかのプレイヤーと共に、巫女が抱く世界制覇の野望を叶えようとします。AKB48 のメンバーが普段見せることのない本作ならではの魅力や、巫女たちの野望の背景に存在し、徐々に明らかになっていく壮大なストーリーにもご期待ください。
【セールスポイント】
1.聖歌から創られた“ラ・チャント”の世界
架空世界“ラ・チャント”は、大陸創世の女神の力である“聖歌”により統治されています。この世界では“聖歌”の一部のフレーズを歌うことができる少女を“巫女”と呼び、世界を統一する力のある存在として、人々に支持されています。
“ラ・チャント”は、前の統治者である“伝説の少女”の突然の失踪により、新たな戦乱の時代を迎えつつあります。
2.“AKB48”が“ラ・チャント”の巫女に
“ラ・チャント”の巫女を演じるのは、人気アイドルグループ“AKB48”のメンバーです。メンバー全員に本作固有の名前と性格がつけられ、“巫女”として“ラ・チャント”の世界で活躍します。物語を進めることで明らかになる、巫女同士がくり広げるドラマが、AKB48の新しい一面を引き出します。
3.熱い“国盗り”バトル
プレイヤーは、シーズンごとに、ひとりの“巫女”を選び仕えることとなります。1 部隊の“指揮官”となり、“戦少女”を編成・指揮し、仕える巫女の野望を叶えるために戦いに身を投じます。仕える巫女に貢献するべく、プレイヤー同士がしのぎを削る激しい戦いをお楽しみいただけます。
4.4つの属性が生み出す戦略性
巫女や戦少女は、それぞれ“獅子の鬣(ししのたてがみ)”“真理の徒(しんりのともがら)”“技巧の動輪(ぎこうのどうりん)”“奏楽の響(そうがくのひびき)”という4 つの属性を有しています。属性ごとに異なる特徴を利用した、戦略的なバトルをお楽しみいただけます。
5.巫女との間に、さらに深まる絆
プレイヤーは、“指揮官”として戦闘で活躍したり、巫女の依頼を達成することで絆を深めることができます。深まった絆の分だけ、声をかけてもらえたり、褒美をもらえたりすることができます。
【AKB48の野望】
メーカー:コーエーテクモゲームス
プラットフォーム:GREE
ジャンル:ソーシャルシミュレーションゲーム
対応端末:フィーチャーフォン、スマートフォン
利用料金:アイテム課金制
アクセス
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※スマートフォンはこちら
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