alfal選手、圧倒的な強さで決勝ストレート勝ち!

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 2012年12月22日~24日の期間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、“第6回 秋葉原PCゲームフェスタ”が開催された。開催3日目となる12月24日、会場のイベントスペースにて、シーアンドシーメディアのPC用オンラインアクションRPG『ダークブラッド』の全国大会“DARK BLOOD OFFICIAL CHAMPIONSHIP 2012 -ダークブラッド全国決勝大会-”が開催された。

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▲開会宣言を行ったシーアンドシーメディアの平山プロデューサー(中央)。かなり緊張していて、楽屋では「胃が痛い」と言っていたとか。
▲『ダークブラッド』エンディングテーマを歌う小西美香が、マジメに国歌斉唱するという一コマも。

 全国予選を勝ち上がった8人のプレイヤーが集った本大会。最初に、参加者がAブロックとBブロックに分かれて総当たり戦を行い、Aブロックを勝ち抜いたalfal選手とマリアローダ選手、Bブロックを勝ち抜いたみるくまん選手とやまーだ選手がトーナメントへとコマを進めた。

■Aブロック
alfal(ウィザード)
CPX(トリックスター)
ディセ(トリックスター)
マリアローダ(ウォーロック)

■Bブロック
たいやき(トリックスター)
みるくまん(トリックスター)
みーたん(パラディン)
やまーだ(ロードナイト)

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▲優勝候補と名高かった、たいやき選手(着席している選手の中で、いちばん左にいる選手)。たいやきのかぶりものをして挑んだが、まさかの敗退。隣にいる、同じくかぶりものをしている選手は、みーたん選手。
▲トーナメントは、敗者復活があらかじめ組み込まれたものになっている。1回戦、2回戦と敗者側の1回戦、2回戦は、先に2勝したものが勝ち。決勝戦は、一度も負けずに進んだ選手は、先に3勝すれば優勝。敗者側から進んだ選手は、まず3勝してから、さらに3勝できれば優勝となる。

 トーナメント1回戦第1試合はalfal選手(ウィザード)対みるくまん選手(トリックスター)。1戦目はalfal選手、2戦目はみるくまん選手がコンボを決めて勝利。勝負を決める3戦目、開幕から攻めの姿勢を取ったalfal選手の攻撃に対し、みるくまん選手は回避をミス。そのままalfal選手が勝利を収めた。

 続く1回戦第2試合はマリアローダ選手(ウォーロック)対やまーだ選手(ロードナイト)。ここでは、やまーだ選手が安定の強さを見せ、2勝をもぎとった。

 2回戦は、北海道から来た者どうしである、alfal選手とやまーだ選手。alfal選手に、飛行機のチケットを予約するサイトを教えてもらった恩があるというやまーだ選手だが、試合では遠慮なく攻めていく。1戦目、2戦目とも、やまーだ選手が先制する一方、alfal選手が途中でフルコンボを決めるという、非常にハイレベルな戦いが続く。1戦目はalfal選手、2戦目はやまーだ選手が制し、いざ3戦目。alfal選手は決勝のために取っておいたと思われる召喚獣3体を駆使。やまーだ選手は、alfal選手のこの猛攻を見事に切り抜けたが、勝つことはできず、2回戦はalfal選手が制した。

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 ここからは敗者ブロックの試合。敗者1回戦はマリアローダ選手対みるくまん選手。勝てば入賞確定、負けたら賞金なしという試合だ。それぞれ1勝して迎えた3戦目、互いに攻撃を食らいつつも、決め手となる攻撃は絶妙に回避しつづけ、ついにタイムアップに。逃げ切ったみるくまん選手が勝利した。

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 敗者2回戦は、みるくまん選手とやまーだ選手。1戦目、やまーだ選手は痛恨のミスで星を奪われるが、2戦目は浮かせて昇竜という得意技で星を取り返す。3戦目は、お互いあと一撃でやられるという状況でスキルがぶつかり合い、当たり判定が早かったやまーだ選手が競り勝った。

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 決勝は再び、同郷対決に。全員の注目が集まる中、圧倒的な強さを誇るalfal選手が3戦連勝。alfal選手が研究に研究を重ねたと思われる、敵を地面に落とさないコンボで勝負を決め、優勝を勝ち取った。

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 決勝後の表彰式では、alfal選手は試合中は見られなかった笑顔を浮かべ、喜びを語った。優勝賞金50万円の使い道は秘密とのこと。ほぼ負けなしだったalfal選手に勝つ選手は現れるのか? つぎの大会に期待したい。

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4位:マリアローダ選手
3位:みるくまん選手
準優勝:やまーだ選手
優勝:alfal選手
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■正式サービス開始から約3ヵ月……『ダークブラッド』の現状は、そしてつぎなるアップデートの内容は?

 大会では、『ダークブラッド』の現状と、今後の展望に関する発表も行われた。まず、現在使用されている職業の割合について。CBT/OBT時期はロードナイト、パラディンが人気だったが、いまはウォーロック、トリックスター、ウィザードの使用率が伸び、均一化が進んでいるという。今後は、使用率の低いスナイパー、伸び率の低いウォーロードに重点を置いて、スキルの見直しを図るという。

 また、決闘場の利用率を見ると、トリックスターがダントツという結果に。これはトリックスターにPVPに有利なスキルが多いため。

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 各職業のPVP勝敗確率も公開。職業によって、相手にしやすい職業、しにくい職業はあるが、平均勝率に大きな偏りは見られない。

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 また、2012年12月26日(木)に実施されるアップデート内容もあらためて紹介。このアップデートにより、田村ゆかり演じる新職業“シーフ”が登場する。シーフはアサシン、アウトサイダーに転職できる。

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 来春には、新職業“ファイター”が登場することも明らかに。ファイターは、スピーダー、バランサーに転職可能。スピーダーは、最初の攻撃は弱いが、コンボをつなげることでダメージがどんどん上がっていく職業。バランサーは、攻撃時、溜め攻撃時、メーターをタイミングよく止めることでダメージが上がる職業。どちらも使いこなすには技術が必要な、テクニカルな職業になっている。

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 さらに、シーフ、ファイター以外にも開発を進めている職業があることが、平山氏によって明かされた。既存キャラクターの異性バージョンだが、見た目が変わるだけでなく、スキル・コンボにも変化が加えられているとのことだ。

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▲会場では、小西美香によるライブも行われた。

『LOCO ~LAND OF CHAOS ONLINE~』ロケーションテストも同時開催

 会場内では、シーアンドシーメディアの新作『LOCO ~LAND OF CHAOS ONLINE~』(来春サービス予定。以下、『LOCO』)のロケーションテストも行われた。

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▲『LOCO』をプレゼンしたシーアンドシーメディアの水越氏(中央)。『LOCO』ではしっかりしたチュートリアルが用意されており、初心者でも楽しめることをアピールした。

 『LOCO』は、1プレイヤーが1キャラクターを操作し、5人1チームでパーティーを組んで戦うリアルタイムストラテジーゲーム。自分が操作しているキャラクターが見える、TPS(三人称視点シューティング)視点が特徴。
 
 試合は、つねにどのプレイヤーもレベル1からスタート。プレイヤーは、1試合ごとの対戦中にレベルを上げて自分を強くしていくことになる。1試合にかかる時間はおよそ20~30分。ベースにいる敵の大将を倒したチームが勝利となる。

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▲リアルタイムストラテジーというと、見下ろし型の視点のゲームが多いが、『LOCO』はTPS視点。見下ろし型よりも視点が限られることで、新たな戦略性が生まれている。
▲『LOCO』では、自分のキャラクターを操作し、ほかのプレイヤーと交流できる。
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▲キャラクターたちが活き活きと動くムービーも公開。

 本作は、日本ではあまりなじみのない、MOBA(Multiplayer Online Battle Arenaの略)と呼ばれるジャンルに含まれると言ってもいい。かわいらしいキャラクターや、ノンターゲティング方式を採用したアクション要素など、とっつきやすい内容になっているので、初めてMOBAに触れる人でも楽しめるはずだ。

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▲賑わいを見せたロケーションテストコーナー。
▲『LOCO』ガールがお出迎え!
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▲ロケーションテストで選べたキャラクターは20種類だが、サービス時には27キャラクターが選べる予定。
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 『LOCO』は、このロケーションテストの反応を受け、さらに改善を重ね、来春サービス予定。続報を楽しみに待とう。