過酷なサバイバルが描かれる

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、週刊ファミ通2013年1月3・10・17日合併号(2012年12月20日発売)にて、プレイステーション3用ソフト『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』の最新情報を公開した。以下、週刊ファミ通2013年1月3・10・17日合併号の内容を抜粋してお届けする。

絶望の未来で人類を襲うさらなる脅威

 原因不明の寄生菌が蔓延し、絶滅の危機に瀕した人類の、過酷なサバイバルが描かれる本作。今回は、人類を襲うクリーチャー“インフェクテッド(感染者)”の姿を紹介しよう。寄生菌に感染した人間は“インフェクテッド”となり、ほかの人間に襲いかかる。ジョエルとエリーは冒険を進めるうちに、インフェクテッドと出会うことになるのだ。彼らに立ち向かう術はあるのだろうか?

ジョエルとエリー

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』の舞台は、謎の寄生菌の感染爆発から20年が経過したアメリカ大陸。主人公のジョエルは、死に瀕した友人から「エリーという少女をアメリカの西にある避難所に連れて行ってほしい」と依頼され、エリーとともにアメリカ横断の旅に出る。崩壊する前の世界を知っているジョエルと、崩壊後の世界に生まれたエリー。親子ほども年が離れたふたりが、旅を続けるうちにお互いを理解し合い、信頼関係を築いていくのだ。

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_01
『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_02
エリー
寄生菌で崩壊した後のアメリカに生まれ、家族の愛を知らずに育った少女。人口が激減し、弱肉強食と化した世界の"常識"に従って行動する。
ジョエル
寄生菌で家族を失った過去があり、人間らしい心を捨てて、非情に生きることを選んだ男。現在は、ブラックマーケットで運び屋をしている。

インフェクテッド

謎の寄生菌に感染した人間は“インフェクテッド”と呼ばれるクリーチャーと化し、感染爆発から生き延びた人々から恐れられている。インフェクテッドは明確な意志を持たず、本能のままに人間に襲いかかる、まるでゾンビのような存在だ。その身体能力は、人間をはるかに超えており、素手で太刀打ちすることは困難を極めるだろう。彼らに対抗するには、強力な武器が必要だ。

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_03

暴徒化した生存者

インフェクテッドに次いで恐ろしいのが、感染爆発を生き延びた生存者たちだ。生存者の一部は暴徒化して徒党を組み、残されたわずかな物資を巡って争いをくり広げている。崩壊後のアメリカは、力を持たない者が強者に奪われる"弱肉強食"の世界と化している。

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_04

協力者たち

生存者の中には、ジョエルとエリーの旅をサポートしてくれる者も。ここでは、協力者と思われるテスとビルを紹介する。寄生菌によって文明やモラル、一般常識が崩壊したこの世界で誰を信じるかは、すべてプレイヤー次第だ。

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_06
『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_08
テス
ジョエルと同様、ブラックマーケットで仕事を請けおう。頭脳明晰で、危険な裏社会でも抜け目なく生きている。
ビル
銃火器やガスマスクで武装した男性。どうやらジョエルとは古くからの顔なじみのようだ。果たして彼とジョエルの関係とは!?

新たなステージ“森林”

寄生菌の爆発的な感染によって、人類は絶滅の危機に瀕している。公的機関は停止し、交通ネットワークも麻痺したため、文明は衰退してしまったのだ。それから20年が経過し、都市部では建造物に木々が生い茂り、自然に飲み込まれようとしている。既報では都市部の光景をお届けしたが、今回紹介するのは、郊外にある森林地帯。世界が崩壊してから人の手が入らず、原生へと返りつつある森の中で、ジョエルとエリーは、どんな体験をするのだろうか。

『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』人類を襲うさらなる脅威_09

詳しくは週刊ファミ通2013年1月3・10・17日合併号(2012年12月20日発売)をチェック


The Last of Us(ラスト・オブ・アス)
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
対応機種 PS3プレイステーション3
発売日 2013年5月発売予定
価格 価格未定
ジャンル アクション / サバイバル
備考 開発:ノーティドッグ