熱気に包まれた会場の様子をリポート

 2012年12月15日、セガは東京大田区産業プラザ・PiOにて、同社の展開する対戦型トレーディングカードゲーム『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』(以下、『三国志大戦TCG』)の公式大会”TCGの宴in東京”を開催した。ここでは、その模様と発表された全国大会の詳細、北岡プロデューサーへのミニインタビューをお届けする。

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 東京は小雨の舞う生憎の天気となったが、会場前には朝7:00頃から熱心なファンが列を成し(開場は10時)、お昼過ぎには来場者が500人を超える活況となった。イベント会場には物販コーナーや上海エクスプレスとコラボしたフードコーナー、そして多くの対戦テーブルを設置。会場No.1決定戦トーナメントや、今回が初開催となる3on3大会などが行われ、参加者は大いに盛り上がっていた。このイベントは本日(2012年12月15日)19:00まで開催されているので、興味を持った方はぜひ足を運んでみてもらいたい。

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▲上海エクスプレスとのコラボフードコーナー。
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▲提供されているメニューはこんな感じ(一部)。
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▲開場と同時に長蛇の列ができた物販コーナー。
▲対戦テーブルは広大なスペースを使って大量に設置されている。

初の公式全国大会が開催決定!

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 イベントでは、初の公式全国大会となる”覇業への道”の開催決定もアナウンスされた。この全国大会”覇業への道”は、国内でプレイヤー同士が『三国志大戦TCG』で競い合い、ナンバーワンを決める公式大会。2013年2月1日から2月24日までの期間、全国の公認大会開催店舗にて行われる店舗予選大会に参加し、優勝するとエリア代表決定戦に出場することができる。エリア代表決定戦は2013年2月末から3月17日の期間に、北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国7大都市にて実施され、勝ち上がったエリア代表者は、2013年3月24日にTOC有明にて行われる、決勝大会に挑むことができる。自分のデッキを持っていれば、誰でも店舗予選大会から参加できる。

公式全国大会”覇業への道”概要(リリースより)
<イベント名> 三国志大戦トレーディングカードゲーム 公式全国大会「覇業への道」

<店舗予選大会>
開催日時:2013年2月1日~2月24日
場所:全国の公認大会を開催する応援店舗にて開催。
※開催店舗、日時については、後日公式サイトにて公開。
出場資格:ご自身のデッキをお持ちの方であれば、どなたでもご出場いただけます。
※開催店舗ごとにお申し込み方法、定員数等は異なりますので、出場希望の方はかならず事前に各店舗にてご確認ください。

<エリア代表決定戦>
開催日時:2013年2月末~3月17日の期間内に開催予定
場所:北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
※開催会場、日時については、後日公式サイトにて公開。
出場資格:店舗予選大会の優勝者のみご出場いただけます。

<決勝大会>
開催日時:2013年3月24日
場所:TOC有明(東京都江東区有明3丁目5番7号)
出場資格:エリア代表決定戦勝者のみご出場いただけます。

全国大会「覇業への道」の詳しい参加方法や店舗予選大会開催店、大会のルール等については、後日『三国志大戦TCG』公式サイトにて公開いたします。

北岡功プロデューサーにミニインタビュー

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『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
北岡功プロデューサー

ーー今回のイベント、開催してみての感想をお聞かせください。
北岡 ”宴”イベントは今年の夏から全国各地で始めまして、今回東京エリアでの開催となりました。これまで仙台、大阪、福岡と行ってきまして、平均200~300人のお客様に足を運んで頂いたのですが、今回はすでに500人以上の方がいらっしゃっているということで、イベントとしては非常に手応えを感じています。『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』はプレイヤーの年齢層が比較的高めですので、カードショップさんなどで行っている大会に、時間などが合わずなかなか参加しにくいという現状もあります。今後もこういった取り組みは続けていきたいですね。同時に、低年齢層のファンの拡大も課題として取り組んでいきます。

ーー初の全国大会開催が発表されました。ブースターパック第4弾の発売(2013年1月31日発売)直後から予選がスタートするということで、デッキ構成や戦略なども練り直す必要が出てきそうですね。
北岡 そうですね。全国大会予選の日時は店舗さんに決めて頂く形になっていますが、恐らく2月の後半に設定する店舗さんが多いと思います。そこまでの約20日間くらいで、感触を掴んでデッキ構成、戦略を練っていただければと。

ーーブースターパック第4弾で戦略に大きく影響を与えそうな要素はありますか?
北岡 あまり多くは語れませんが(笑)、新たに導入される”舞い”と”伏兵”。とくに”伏兵”は、これまでのカードゲームにはちょっとなかったようなカードで、現在の『三国志大戦 TCG』は序盤の組み立てが4手、5手先まで読む詰将棋のようになっていますが、これが序盤からでもアグレッシブに戦局を動かせるようになると思います。いまの根底を覆すようなものではないですが、エッセンスとしておもしろいものになっていますよ。

ーー最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
北岡 『三国志大戦 TCG』は生まれてまだ1年。セガとしてもこういったアナログのゲームを展開していくのも初めてですので手探りの状態ですが、今日多くのお客様に来ていただいてホッとしています。今後も、例えば”魏”だけの大会や”魏”vs”呉蜀”で赤壁を再現するなど、コンセプトを設けてより三国志の世界に浸っていただけるような施策を打っていきたいですし、カードゲームを通じて三国志に深く触れる、広めるということを目標に進んで行きたいと思っています。ぜひ応援よろしくお願いします。