『ドラゴンクエスト』の堀井雄二氏と、『ホビット 思いがけない冒険』のピーター・ジャクソン監督の対談が実現!_01

ドラゴンクエスト』の生みの親・堀井雄二氏と、『ホビット 思いがけない冒険』のピーター・ジャクソン監督によるスペシャル対談が実現!

ピーター・ジャクソン監督は、J.R.R.トールキンによる冒険小説を映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手掛け、アカデミー史上最多受賞を記録。今回、その前日譚にあたる原作小説を実写映像化した『ホビット 思いがけない冒険』で、再びメガホンを取っている。

一方、堀井雄二氏はシリーズ累計4000万本の出荷本数を記録する国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親であり、自身も20代の頃にJ.R.R.トールキンの冒険小説に触れていた。最新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』でも、壮大なストーリーに白熱する戦闘、エルフ族やドワーフ族などが登場するファンタジーな世界観など、トールキン小説に通じる世界観を持つことから、今回の対談が実現。12月1日(土)、映画『ホビット 思いがけない冒険』(12月14日に公開予定)のPRでピーター・ジャクソン監督が来日した際、オトナファミの特集企画の一環で行われた。

ひと足先に映画を鑑賞した堀井氏は、「素晴らしい映像でした。トールキンの世界観を、だれもが納得できる映像にしたなと。どこが実写でどこがCGか分からないくらいリアルで、本当に感動しました」などと熱く語るとともに、主人公のビルボについて「『ドラゴンクエスト』の中でも、ごく普通の少年が突然主人公に選ばれて冒険に出るという設定が結構多いんですよね。『ホビット』と、とても近いものがあると思います。今後のビルボの成長が楽しみです」と『ドラクエ』との共通点を披露。

対するピーター・ジャクソン監督も、「私が好きなストーリーは“思いがけないヒーロー”がいるものなんです」と明かし、「まさにビルボがそうなんですが、彼は好んで冒険するわけでもないし、戦士でもなければ剣も使えない。本当は家にいたいというキャラクターなのに、旅に連れて行かれてしまいます。彼に共感しながら一緒に冒険ができる、私たち自身がビルボの気持ちになれると思います」と作品をアピールした。

スペシャル対談の全容は12月20日発売のオトナファミ年末特大号で掲載。同号では他にも、映画やゲーム、アニメ、フードなど2013年のエンタメトレンドを占う“2013年はコレにハマる!”特集や“2012年コレ読んで漫画ランキングBEST50”特集のほか、お年玉付録として動物カメラマン岩合光昭氏による“にくきゅう自慢カレンダー”が付いてくる。