キャラクター3名が追加ダウンロードコンテンツとして配信予定
大人気マンガ『北斗の拳』とコーエーテクモゲームスの看板アクション『無双』シリーズがコラボレーションした、Wii U、プレイステーション3、Xbox 360用ソフト『真・北斗無双』（プレイステーション3版、Xbox 360版は2012年12月20日発売予定、Wii U版は 2013年1月31日発売予定）。同ソフトの発売に先駆けた体験会が、2012年12月8日に東京・ヤマダ電機LABI1池袋 モバイルドリーム館で開催された。
この日は、『真・北斗無双』のプロデューサーを務める鯉沼久史氏と、ディレクターの片岡宏氏によるトークショーも実施。本邦初公開となる最新PVの上映や、実機を使ったダイジェスト映像を交えて本作の特徴、見どころなどが語れた。前作『北斗無双』を遥かに上回るボリュームが魅力のひとつとなっている本作では、『北斗の拳』のストーリーがほぼすべて網羅されており、とくにボルゲが出てくる物語の映像化は初めてということで、「本当の意味での原作のラストまでを再現していますので、前作の倍以上のボリュームになっています」（鯉沼氏）と、本作のボリューム感をアピール。また、ストーリーの追加に伴い、大人になったリンやファルコ、カイオウ、前作をプレイしたユーザーからの要望も取り入れた計20キャラクターが新たに登場するほか、ダウンロードコンテンツとしてさらに3キャラクターが配信予定であるという。続いて、アクションシステムに関しては、「前作の“重みのあるアクション”を残しつつ、『無双』シリーズならではの“爽快感”を重視しました。“一撃当千”の気持ちいいアクションが楽しめます」（片岡氏）と、アクション部分も大幅にパワーアップしていることが語られた。
開発期間中のエピソードを振り返った鯉沼氏は、「『北斗の拳』のストーリーをすべて網羅しようと決めたものの、そのボリュームの多さに締切ギリギリまで作業していたのでたいへんでした」と苦労話を語ると、片岡氏もマンガの作画を務めた原哲夫氏のキャラクター造形に関するこだわりには驚かされたとのことで「キャラクターが増えた分、完成形に達するまでの道のりは長かったですね」と述べた。
トークショーの後は、じゃんけんによるプレゼント大会を実施。東京ゲームショウ2012でのスタッフ用に作られたオリジナルTシャツや、ケンシロウ役の小西克幸とリン役の伊藤かな恵のサイン入りポストカードなどがプレゼントされた。
最後に、鯉沼プロデューサーと片岡ディレクターからメッセージをいただいた。
「前作をプレイされたユーザーさんからの要望に関しては、かなり改善できていると思います。大ボリュームの原作のストーリーをすべて盛り込むということは、冒険的な試みでした。私も『北斗の拳』が好きなので、『北斗の拳』好きは“幻闘編”のifストーリーを、『北斗の拳』を詳しく知らない方は“伝説編”をプレイされると原作を再認識できると思いますので、ぜひ遊んでいただきたいと思います」（鯉沼氏）
「かなりのボリュームとおもしろい内容にでき上がっています。プレイしていただければ確実に楽しんでいただけると思いますので、『北斗の拳』を大好きな方も、まだ読んだことがない方もぜひプレイしていただき、いろいろな名言、名シーンを味わっていただきたいです」（片岡氏）
