新宿は朝8時から販売スタート
2012年12月8日、任天堂の新ハードWii Uがついに発売となった。東京・新宿は、大手量販店がひしめく激戦区。購入希望者が分散したこともあり、派手な行列こそなかったものの、各店舗に発売を待ち望んでいた多くのゲームファンが訪れた。ここでは、新宿の3店舗の模様をまとめてお届けしよう。
ビックカメラ 新宿西口店
ビックカメラ 新宿西口店は朝8時から販売されることが事前にアナウンスされたこともあってか、比較的静かな朝を迎えた。待機列は予約済みの列と当日販売分の列に分かれており、当日販売分の先頭に並んでいた方は、前日7日の午後10時ごろに到着したという。
午前8時なってWii Uの販売が開始されると、店内は一気に熱気に包まれ、本体が入った大きな紙袋を手にした方々の顔には自然と笑みが浮かんでいた(ように記者には見えた)。ソフトは、取材した印象では『Nintendo Land(ニンテンドーランド)』と『New スーパーマリオブラザーズ U』が飛ぶように売れており、それに次いで『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』といったところ。また、「新規タイトルの『ZombiU(ゾンビU)』を待ってました」といった声もちらほら。周辺機器では、Wii U ProコントローラーやWii Uマイク、Wii U GamePadアクセサリー3点パックなどが人気だったようだ。
■ビックロ ビックカメラ新宿東口店
新宿東口のビックロは、2012年9月にオープンした新しい店舗。新型ゲーム機の発売日を迎えるのは初めてということもあってか、万全の体制を整えて、午前8時からの開店となった。開店前に並んでいた人は40人弱だったが、開店後に訪れる人も多く、かなりの活況を呈していた。
ビックロは、通常は8階に広大なゲーム売り場が設けられているが、この日は1階に特設売場を展開。入店からレジカウンターに向かうまでの順路に周辺機器売場が設けられており、ソフトはカウンターに用意されていたため、順路に沿って進むだけで、必要なものすべてをスムーズに購入できるようになっていた。
また、ビックロといえば、ビックカメラとユニクロの複合店舗であることが大きな特徴だが、Wii U『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』の発売を記念したコラボ企画として、『モンスターハンター』デザインのヒートテックも販売されていた。このコラボヒートテックは、新宿ビックロのほか、一部のユニクロ大型店舗のみで販売される限定商品となっている。
■ヨドバシカメラ新宿西口本店
ヨドバシカメラ新宿西口本店では、当日販売分(Wii U ベーシックセットのみ)はゲーム・ホビー館にて販売、予約販売分はMYビル2階 アウトレットコーナーで販売という形式を採用。早朝販売は8時からのスタートで、ゲーム・ホビー館の前には、約30人が行列を作った。販売開始後も大きな混乱はなく、スムーズに販売が進んでいた。
当日販売分は、「昼までは残っているかも……」とのことなので、欲しい人は急いで行ってみよう。
MYビル2階 アウトレットコーナーは、予約販売分のみということで行列はできていなかったが、開店すると、受け取りに来る人が続々登場。これから、さらに賑わいを見せそうだ。