アプリ＆アイデアは本日より募集開始
2012年12月7日、日本マイクロソフトの品川オフィスにおいてWindows 8向けアプリのコンテスト、Digital Youth Award（デジタルユースアワード）を開催について発表会が行われた。
このコンテストは業界の枠を超えた111社（2012年12月7日現在）の企業が参加するウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム（WDLC）が主催し、次代を担う新しい発想を持った人材輩出を支援することを目的としている。応募条件は社会人、学生を問わず18歳から29歳までの個人もしくはチーム（ただし法人は不可）。募集テーマの「人が"豊か"になる国民的アプリ」に沿った実際に開発したアプリを募集する“アプリ開発部門”と、アプリのアイデアだけでも応募できる“アイデア発想部門”の2部門で審査が行われる。最終的に、WDLC運営事務局および各界有識者の審査を経て、12点の優秀作品（各部門6点）が選出される予定。
2013年2月28日、ニコファーレで開催される決勝大会には約100社の企業がアプリの“バイヤー”として参加する予定となっており、最終選考作品の応募者によるプレゼンテーションを受けて、アプリの事業化やアイデアの実現化に向けて応募者と直接交渉するマッチングの機会が提供される。プロ野球のドラフト会議のように参加企業が選考作品を指名する形式になるようだ。また、応募者に対しては、決勝大会を目指すために必要なアプリの開発技術やアイデア発想力に関するトレーニング、メンタープログラムを開催して、スキルアップの支援が行われる。
WDLCの会長を務める日本マイクロソフト株式会社 執行役常務の香山春明氏は、冒頭、WDLCについて「2007年の設立以来、経済産業省やパートナー企業らと協力して業界全体の底上げに寄与することを念頭に置いて、さまざまな活動に取り組んできました」と説明する。そして、今回開催するDigital Youth Awardの目的を「世界を変えるようなフレッシュでクリエイティブな若者のアイデアを発掘、そしてそれらを待ち望んでいる企業とのマッチアップを支援すること」として、「ぜひ奮って参加していただき、ビジネスの第一歩を踏み出していただきたい」と述べた。
■Digital Youth Award（デジタルユースアワード）開催概要
| 目的 | アプリコンテストを通して、若者の豊かな発想力の実現や、 社会への第一歩を踏み出せる土台作りを行い、 次代を担うグローバルでイノベーティブな人材の創出を支援すること。 |
| 応募期間 | 2012年12月7日～2013年1月31日 |
| 決勝大会 | 2013年2月28日 約100社とのマッチングを実施 |
| 参加資格 |
18歳以上29歳まで個人もしくはチーム |
| 募集テーマ | 「人が“豊か”になる国民的アプリ」 |
| 募集部門 | アプリ開発部門：実際に開発したWindowsストアアプリを募集 アイデア発想部門：Windowsストアアプリのアイデアを募集 |
| 参加企業 | 約100社/団体 |
| 審査員 | 香山 春明 氏 WDLC会長／ 日本マイクロソフト株式会社 執行役 常務 小山 薫堂 放送作家／東北芸術工科大学教授 齋藤 ウィリアム 浩幸 氏 Founder & CEO at Intecur, K.K Impact Japan Executive Committeer 清水 幹太 氏 PARTY Creative Director, Founder 西村 真里子 氏 株式会社バスキュール プロデューサー 経済産業省 |
| 特典/各賞 | バイヤー企業とのマッチング （特典：アプリの事業化あるいはアイデアの実現化に支援 例・企業でのインターンや、アプリの買取等） グランプリ×2組（賞金10万円） 準グランプリ×2組（賞金5万円） WDLC理事賞 |
