最強を決める戦いは電光石火の決着!
優勝: 桜花
2012年12月1日、東京都千代田区のUDX Gallery Next-1で、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのオンラインTPS(三人称視点シューティング)『トイウォーズ』の大会“TWGP2012”が行われ、1部リーグ、2部リーグ、近接リーグの3部門の王者が決定した。まずは1部リーグの模様から。
決勝に進んだのは、2度の1on1を勝って3タテで準々決勝(対Clanroid戦)を制し、準決勝(対Craving戦)で追い込まれるもマシントラブル後の再試合を見事に制して勝ち上がってきたクラン・桜花と、前年度優勝クランであり、準決勝(対わらびもち戦)を圧巻の3連勝で制してその実力を見せつけたクラン・V1vace。
勢いに乗る桜花か、連覇を狙う王者V1vaceか。決勝の舞台に選ばれたマップは“バトルジオラマ”。第1ラウンドの開幕から、桜花のメンバーがジャンプ台で次々となだれ込み、速攻を仕掛けて一気に制圧。その勢いのまま第2ラウンドも取り、第3ラウンドも人数差がついて5-4の有利になった所からサイグサ選手が突っ込んで暴れ回り、勝負あり。会場がどよめく電光石火の決着で、桜花が1部リーグの年度チャンピオンの座に輝いた。
決勝の前に行われた3位決定戦は、奇しくもその桜花と会場で戦ったClanroid対Cravingの組み合わせ。試合はお互いが2ラウンドずつ取り、最終戦へ。もつれ込む激戦に。最後は1on2の状況に追い込まれたCravingの選手がスキャンアイテムを取りに行ったところをきっちり狙っていたClanroidが勝利した。
2部リーグでは2クランの棄権により、Stellaとの準決勝戦を制したBaby princessが自動的に優勝。近接リーグでも、決勝の相手クランの棄権によりクラン・猫で殴りゅぅぅぅが優勝した。なお、棄権が相次いだことも考慮し、来年度のTWGPは本戦もオンライン大会として行われることが発表している。
準優勝: V1vace
3位: Clanroid
優勝: 猫で殴りゅぅぅぅ
2部リーグ
優勝: Baby Princess
12月のアップデートから来年のロードマップまでいろいろ公開
試合の合間には、運営チームのMS斎藤氏より、今後のアップデートや運営施策についての発表が行われた。HP増量を含むバランス調整や、アニメファンも気になる恒例のコラボレーションの発表など、いずれも興味深い内容。スライドの写真とともにまとめてお届けしよう。
最大4人で大型ボスと戦う協力プレイモード。クリアー報酬のクーポンは限定武器などとも交換できるという。将来的にはジオラマシステムと関係したものも手に入るとか。
HPが現状の1000から2000(最大2720)へ。また同時に、武器の攻撃力調整も行う。グレネードの直撃死がなくなったり、バズーカの爆風ダメージが憂慮するレベルではなくなるそうで、その他の武器種でも“ファントムマシンガン一択”という状況をなくすなど、多様性を持たせる方向に感じた。
一方で、武器の“取り出し速度”を調整することで、“連射速度”にちゃんと意味合いが出るようなバランス調整も行うという。
敵にとどめを刺したプレイヤー以外でも、もっともダメージを与えていたプレイヤーがアシストポイントを得るというシステム。HP増加と合わせて考えると興味深いシステムだ。
現状では報酬はTPで支払われるが、将来的には変更の可能性もある模様。アシストポイントのランキングもあるという。
そのほか、声優陣によるステージなども
会場ではそのほか、声優によるステージ、会場から参加者を募ったエキシビションマッチ、プレゼントつきじゃんけん大会など盛りだくさん。終日盛り上がっていたぞ。