レースゲームの皮をかぶった爽快アクションゲーム!

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、全20本の海外開発タイトルを試遊体験できるイベント“World Game Project Fes Vol.3”を、2012年11月23日(金・祝)に東京の“ベルサール秋葉原”にて開催した。このイベントで国内初試遊出展された、ワーナー・ホーム・ビデオから2012年12月13日発売予定のPlayStation Vita用ソフト『スパイハンター』の試遊リポートをお届けしよう。

本作は、最新の武器を搭載して武装したハイテクマシン“G-6155 インターセプター”を駆り、テロ組織と戦うカーアクションゲーム。インターセプターは、スーパーカーやオフロード攻撃車両などに変形することも可能で、プレイヤーはエージェントとして、さまざまなミッションに挑むことになる。

『スパイハンター』試遊リポート ハイテクマシンで敵車を蹴散らす、爽快感満点のカーアクション_01
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 一見するとオーソドックスなレースゲームに見える本作だが、プレイしてみると大違い。まず操作方法からして、Lボタンでブレーキ、Rボタンでアクセル……まではふつうだが、△ボタンがフロントウェポン、○ボタンがサイドウェポン、□ボタンがルーフウェポン、×ボタンがリアウェポン……と、メインのボタンがすべて武器の選択/発射に割り当てられている、極めて攻撃的なゲームなのだ。これらの武器を駆使して敵車を破壊しつつ、ミッションを達成していくことが、本作の目的。

 武器には多彩な種類があるようだが、今回試遊した際には、フロントウェポンが前方に発射する弾数無制限のマシンガン、ルーフウェポンが範囲大の閃光弾、リアウェポンが火炎放射器、サイドウェポンが近接攻撃用の電撃、というセッティングになっていた。記者がとくに気に入ったのは、マシンガンと電撃。敵車の後方からバリバリと弾を撃ち込みつつ接近し、電撃を帯びた状態で体当たりでトドメ! ……という攻撃がうまく決まると、なんとも言えない爽快感が味わえた。

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 もちろん、敵もおとなしくやられるのを待つばかりではない。後方に爆発物らしきものをばらまいてきたり、マシンガンで攻撃してきたりするので、攻撃ばかりではなく、マシンをうまくコントロールして回避していくことも重要……なのだと思うが、記者がチャレンジしたミッションが序盤なためか、さほど神経質にならなくても、ガンガン敵を撃破していくことができた。このあたりのバランスは、ミッションを進めていくにつれて変化していく可能性が高い。

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 なお今回挑戦したミッションは、“イーストウッド貯水池”なる場所に配備されている“武器トラック”までたどり着き、ドッキングすること。つまり、本来なら敵を無視して目的地まで急げばオーケーだったのだが、ついつい敵車を破壊するのに夢中になり、あえなくタイムオーバーとなってしまった。きっと、敵を倒すことが目的のミッションもあるはずなので、つぎはそんなミッションもプレイしてみたい!

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スパイハンター
メーカー ワーナー・ホーム・ビデオ
対応機種 PSVPlayStation Vita
発売日 2012年12月13日発売予定
価格 4980円[税込]
ジャンル アクション / SF・カーアクション
備考 無線LAN機能(アドホックモード)対応、開発:TT Fusion