12月から正式サービス開始! ブラウザゲームで新たなロードスの歴史を紡ぐ

CBTも募集開始! 『ロードス島戦記 -伝説の継承者-』プレスカンファレンス開催_01

 2012年11月14日に、ゲームオンのブラウザゲーム『ロードス島戦記 -伝説の継承者-』のプレスカンファレンスが開催された。既報の通り、ファミ通ドットコムでもクローズドβテストの募集が開始されたほか、公式ティザーサイトも本日からオープン。それに合わせ、秋葉原のUDXシアターでプレスカンファレンスが開催された。
 ブラウザゲーム『ロードス島戦記 -伝説の継承者-』は、水野良氏が原作を手掛けるファンタジー小説『ロードス島戦記』をもとにした、Webブラウザでプレイ可能な超戦略的カードバトルRPG。シリーズ累計1000万部を誇り、来年25周年を迎える『ロードス島戦記』の新展開だ。原作のエピソードが追体験でき、選択肢によってはオリジナルのストーリーが展開するという、ファンならずとも気になるタイトルだ。プレスカンファレンスでは、2012年12月からの正式サービス開始が発表された。また、上記の通り、ファミ通ドットコムでもクローズドβテストの読者枠があるので、興味のある人は早速応募してほしい。応募締め切りは11月19日午後11時59分まで。

 プレスカンファレンスには、シリーズの原作者で、本作ではスーパーバイザーを担当する水野良氏をはじめ、オリジナルアニメPVの制作に携わったクリエイターが登壇し、今回のゲーム化についてや「ロードス」の思い出を語った。

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▲『ロードス島戦記』の原作者で、本作ではスーパーバイザーを務める水野良氏。

「『ロードス島戦記』は、ゲーム化のために原作が必要ということで、書かせていただいたのがきっかけだったのですが、たくさんの読者の皆さんからご支援をいただきました。今回はブラウザゲームでの展開になりますが、つぎつぎと新しい企画も用意されていますので、もう一度「ロードス」25周年を経て、新しい世代の皆様も、懐かしいと思ってもらえる皆様にも楽しんでいただけるように、今回はスーパーバイザーとして関わっていますし、満足していただける作品を送り出していくつもりですので、ぜひぜひ応援をお願いします」(水野良氏)

クリエイターの人気ナンバーワンは“ギム”!?

 トークセッションには、水野良氏に加え、今回のブラウザゲームのプロモーションのために制作された、オリジナルアニメPVのメインテーマを担当した崎元仁氏、監督の追崎史敏氏、作画監督の小森篤氏が参加。それぞれの『ロードス島戦記』への思いを語った。

「自分のタイトルなので語りにくいのですが、高校生くらいからSFやファンタジー世界が好きで、当時は“中二病”に現役でかかっていたので(笑)。大学でテーブルトークRPGにハマり、いまやライフワークになっていますね。キャラクターでは、ギムなどのドワーフが好きです。黒髪ストレートが大好物なので(笑)、“レイリア”や“ニース”も好きです」(水野氏)

「中学、高校のころからファンタジー世界が大好きで、『ロードス島戦記』はワクワクする世界観がありつつも、自分の目線で物語の雰囲気を掴めて、すごく印象深かったです。当時は“ギム”に反応していましたね。あとディードリットは、男性目線でいちばん人気が高いキャラなのではないでしょうか」(崎元氏)

「当時は中学生でしたが、ハマリまくりましたね。バーンやディードリットのイラストを描きまくりました。『ロードス島戦記』は、自分にとってのファンタジー作品の原点なので、まさか水野先生と仕事ができるとは夢にも思っていませんでした。魔法使いのキャラクターが大好きですが、ひとりには絞れませんね」(追崎氏)

「追崎さんと同い年なので、同じ時期に、同じように『ロードス島戦記』にハマりましたね。深い思い入れがある、自分にとっての青春です。僕も“ギム”が大好きです。ああいうオッサンキャラをいかに渋く描けるかというのにやりがいを感じます」(小森氏)

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▲トークセッションは、お題に沿って進行。
▲好きなキャラクターでは、“ギム”が1番人気。

まずはクローズドβテストに参加してみよう

 続いて、プロデューサーの阿部康幸氏から、簡単にゲームシステムの紹介が行われた。
 本作は、さまざまなパーティーメンバーやスキルの組み合わせによって、戦略的なバトルが楽しめるカードバトルRPG。『ロードス島戦記』の原作を追体験しつつも、シーンによっては選択肢が登場し、オリジナルのストーリーが展開されることもあるという。また、パーティーメンバーには、パーンやディードリッドといったおなじみのキャラクターはもちろん、原作では敵側のキャラクターをパーティーに加えることもできるとのこと。さらに、自分の作成したキャラクターのほかに、他プレイヤーのキャラクターもパーティーに加えることができたり、参加プレイヤーからのシナリオやマップを実装する予定もあるという、ソーシャルな面も用意しているそうだ。ゲームプレイは基本プレイ無料&アイテム課金になるが、そのほかのビジネスシステムの詳細については、決まり次第発表されるとのこと。情報が入り次第、お届けしよう。

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▲来年25周年を迎える『ロードス島戦記』。さらなるユーザー層の拡大に挑む。
▲前列左から、ゲームオン執行役員・宗俊介氏、水野良氏、角川書店スニーカー文庫編集長・森丘めぐみ氏、後列左から、ゲームオン・阿部康幸プロデューサー、崎元仁氏、追崎史敏氏、小森篤氏。
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▲ロビーには試遊できるPCが用意されていた。
▲オリジナルPVアニメの絵コンテも展示。