ソーシャルコンテンツや『ウイニングイレブン』などが堅調に推移

 KONAMIが2013年3月期 第2四半期決算短信を発表した。当第2四半期連結累計期間(2012年4月1日~2012年9月30日)の売上高は1066億73百万円(前年同期比13.3%減)となり、営業利益は125億63百万円(前年同期比37.8%減)、税引前四半期純利益は114億88百万円(前年同期比40.7%減)、株主に帰属する四半期純利益は69億55百万円(前年同期比39.3%減)となった。売上高で前年同期比6.3%増、営業利益で前年同期比150.8%増と大幅な成長を遂げた2012年3月期第2四半期と比較すると減収減益ではあるものの、通期計画達成に向けては順調な進捗となった。

 主力のデジタルエンタテインメント事業では、ソーシャルコンテンツが引き続き堅調。『ドラゴンコレクション』の累計登録者数が650万人を突破したほか、『戦国コレクション』、『クローズ×WORST~最強伝説~』、『プロ野球ドリームナイン』等の主力コンテンツの登録者数も順調に推移し、収益に貢献したとしている。
 ゲームソフトでは、『ウイニングイレブン』シリーズの最新作『ワールドサッカー ウイニングイレブン2013』(欧米向け『Pro Evolution Soccer 2013』)が9月に欧米向けで発売され、順調に推移。また、『パワフルプロ野球』シリーズの最新作『実況パワフルプロ野球2012』や、本年度でシリーズ開始から25周年を迎えた『メタルギア』シリーズの『METAL GEAR SOLID HD EDITION』のリピート販売も堅調に推移した。
 上記などの結果、当第2四半期連結累計期間のデジタルエンタテインメント事業の売上高は526億91百万円(前年同期比9.3%減)となっている。

【25年3月期第2四半期の連結業績】(米国基準)
◆売上高及び営業収入 1066億73百万円(前年同期比13.3%減)
◆営業利益 125億63百万円(前年同期比37.8%減)
◆税引前四半期純利益 114億88百万円(前年同期比40.7%減)
◆株主に帰属する四半期純利益 69億55百万円(前年同期比39.3%減)