『バイオハザード6』やソーシャルゲームなどが業績に貢献
カプコンは、2012年10月31日、2013年3月期第2四半期連結業績(2012年4月1日~2012年9月30日)を発表した。リリースによると、売上高は455億38百万円(前年同期比55.7%増)、営業利益は65億15百万円(前年同期比134.2%増)、経常利益は60億76百万円(前年同期比218.5%増)、四半期純利益は41億25百万円(前年同期比355.1%増)で、大幅な増収増益となった。
当第2四半期連結累計期間においては、デジタルコンテンツ事業での主力タイトル『バイオハザード6』が370万本を出荷(※)し堅調な出足を示したほか、初のオープンワールドゲームである『ドラゴンズドグマ』が採算性の高い国内市場において予想以上のヒットとなった。
※2012年10月4日時点での初回出荷本数は450万本
また、前期に配信を開始したソーシャルゲーム『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』が会員数200万人を突破したほか、『みんなと モンハン カードマスター』も着実に新規ユーザーを獲得し、好調に推移。さらに、戦略ブランドであるビーラインにおいても『スマーフ・ビレッジ』が幅広い利用者の獲得により息の長い配信収入を得るなど、グローバルなモバイルコンテンツの成長が収益へ大きく貢献した。
この結果、2001年3月期連結中間決算の開示以降、売上、営業利益、経常利益、当期純利益のすべての項目で過去最高記録を達成している。
◆2013年3月期第2四半期 連結業績(累計)
売上高 455億38百万円(前年同期は292億52百万円)
営業利益 65億15百万円(前年同期は27億82百万円)
経常利益 60億76百万円(前年同期は19億7百万円)
四半期純利益 41億25百万円(前年同期は9億6百万円)