<ゲーム>
ここも見た目では大きな変更はないが、過去の閲覧結果や、ほかのユーザーが購入したコンテンツ、人気のコンテンツなどの情報をもとに、「おすすめ」ゲームが右側に表示されるようになった。ちなみに、「おすすめ」ゲームを選択後、「興味がない」を選ぶと別のゲームが新たに表示される。
<映画とテレビ>
このページは、映像コンテンツに特化している。Xbox 360で、ハイビジョンの映像コンテンツを楽しむことができる映像配信サービス”Xbox Video”では、セル方式で購入した場合は、Xbox 360とPC合わせて最大5台までダウンロード可能なうえ、3台まで同時ストリーミングが可能。PCにダウンロードすれば、Windows Phoneで視聴可能になるなど、Xbox 360を中心とした、エンターテインメントの連動の中核といえる。
<アプリ>
ここでの注目は、何と言っても”Internet Explorer for Xbox”。Xbox LIVE ゴールド メンバーシップ限定のサービスで、ウェブをテレビモニターで使用することができる。Kinectにも対応しているので、ジェスチャーや音声認識でのブラウジングも可能だ。
<bing検索/音声検索、その他>
ダッシュボードのいちばん左にあるbing。今回のシステムアップデートでは、検索エンジンのbingと連携しているので、検索ワードはXbox 360上の全コンテンツから検索される。さらにKinectの音声検索も組み合わせれば、簡単操作で希望のコンテンツを瞬時に検索することが可能だ。
また、文字入力時、これまでは、日本語は50音順、ローマ字はアルファベット順で表示されていたが、今回のシステムアップデートでは、ローマ字入力時は、PCなどのキーボード配列に変更になっていた。さらに、携帯電話やスマートフォンのような文字入力が可能になり、先読み変換候補も表示され、入力の手間を軽減。[システム設定] 画面の [本体の設定]、[言語/国や地域]、[言語] メニューから、[日本語 (スマート フォン式入力)] を選んで使用。日本語ならではの特別な機能だ。
今回のシステムアップデートは、Xbox 360とXbox LIVEを中核に、各種エンターテインメントを連動させる第一歩だと言える。Kinectや、年末に向け、今後充実していくであろうアプリケーションの”Xbox SmartGlass”次第で、ホームエンターテインメントへの実現がまた一歩近づくのではないだろうか。今回、個人的には”ピン留め”機能がとても便利だと感じた。前回の”ビーコン”に続き、非常に重宝する機能だ。