上映アニメは「Music of love」!
徳島県徳島市にて、2012年9月22日から10月8日まで開催されているエンターテインメントのイベント“マチ★アソビ vol.9”。2012年10月7日に行われた、“『アイドルマスター シャイニーフェスタ』新作アニメ プレミアム先行上映会”の模様をお届けする。
プレイステーション・ポータブル用ソフト『アイドルマスター シャイニーフェスタ』は、バンダイナムコゲームスより2012年10月25日に発売予定のリズムゲーム。『ハニー サウンド』、『ファンキー ノート』、『グルーヴィー チューン』という3つのパッケージが用意されている。パッケージごとに収録楽曲やメインのアイドルが異なっているほか、それぞれオリジナルストーリーの新作アニメが収録されることも特徴だ。このイベントでは、それら3つのパッケージの新作アニメのうち、どれかひとつを鑑賞できるということで、700人を超えるファンが殺到。きびしい抽選をくぐり抜けた100人ほどのファンが、プレミアム先行上映会に参加した。イベントには、ゲストとして中村繪里子(天海春香役)、長谷川明子(星井美希役)、原由実(四条貴音役)、浅倉杏美(萩原雪歩役)の4人が登場。会場となったufotable CINEMAは立ち見客がいるほどの盛況ぶりで、中村は「立ち見がこんなに多い映画館は初めてだよ(笑)」と、人気に驚いた様子だった。

4人が自己紹介をした後は、中村の提案で、“マチ★アソビ”を題材にしたあいうえお作文を行うことに。とはいえ、ゲストは4人しかおらず、マ・チ・ア・ソ・ビで一文字ずつ作文していくと、ひとり足りない計算になる。そこで中村は、ステージ脇にいたバンダイナムコゲームスの門田氏に目をつけ、彼を参加させることに。ステージの並び順により、原が“マ”、長谷川が“チ”、浅倉が“ア”、中村が“ソ”、そして門田氏が“ビ”でそれぞれ作文を行うことになった。完全アドリブでオチを任された門田氏が不憫でならないが……、まず、オチ前までの流れは以下の通り。
原:まー、ラーメンはおいしいわー
長谷川:ちょーさいこー!
浅倉:あんなこんなな思い出をあなたと
中村:そうね、思い返せばあの日、このマチ★アソビに来たことで、私の運命は大きく変わったわ。だって、こんなに多くのプロデューサーさんに出会えたんだもの。
この中で、長谷川の「ちょーさいこー!」は、徳島阿波おどり空港に降り立ったときの自身の気持ちのようで、テンションが上がった長谷川は、阿波踊りの像といっしょに記念撮影を行ったとのこと。その写真は、浅倉のブログにアップ予定とのことだ。
さて、こんな流れで“ビ”へのバトンを渡された門田氏。それまでの作文がまったく文章になっておらず、どうやってオチをつけたものかきびしい状況だが、ここで門田氏は「眉山山頂のステージは、すごく盛り上がってます!」と、周囲を納得させる会心の一撃をくり出す。すると、会場からは大きな歓声とともに、拍手が送られた。続けて門田氏は「明日も『アイドルマスター』のステージがありますので、ぜひお越しくださいませ」ときっちりコメントし、宣伝としての役割を果たしていた。
あいうえお作文が終わった後は、キャスト陣に続くゲストとして、『アイドルマスター』総合プロデューサーの坂上陽三氏と、『アイドルマスター』総合ディレクターの石原章弘氏が登場。なんでも、オープニングトークはもともと5分程度を想定していたところ、台本にないあいうえお作文によって予想外に長くなったとのことで、坂上氏は出番をいまかいまかと待っていたそうだ。
こうしてゲストが全員揃ったところで、今回の本題である、新作アニメの上映を行うことに。このプレミアム先行上映会は、2012年9月30日にもバンダイナムコゲームスで行われており(リポートは→こちら)、そのときは午前と午後の上映会でそれぞれ『ファンキー ノート』と『ハニー サウンド』のアニメが上映された。今回は、坂上氏が3つの封筒からひとつを選んで観るアニメを決めることになったのだが、前回の上映会に出演しながら『グルーヴィー チューン』のアニメが観られなかった浅倉は、「『グルーヴィー チューン』が観たいです!」と坂上氏に直訴。同じく『グルーヴィー チューン』にメインで出演する長谷川も、「観たいです!」とアピールしていく。するとその願いが叶ったのか、石原氏は3つの封筒のうちのひとつだけを飛び出させた状態で、坂上氏に渡す。坂上氏が、この誘いに乗っていいものか戸惑いつつ、飛び出した封筒を選んで開封すると、見事に『グルーヴィー チューン』が当選! 『グルーヴィー チューン』組の長谷川、浅倉、原が大喜びするなか、ひとり中村だけは「『ハニー サウンド』が観たかった」と釈然としない様子だったが、そんなこんなで『グルーヴィー チューン』の収録アニメである「Music of love」の上映が始まった。
上映後は、キャスト陣が感想を語り合う。浅倉と長谷川は、真のかっこよさを絶賛。浅倉が「みんながかっこよかったし、かわいくて、(興奮で)動悸息切れみたいな状態になってたんですけど(笑)」と告白すると、長谷川も「(真に)ボクでいいですか、って聞かれて、もちろんです!って(笑)」と、うれしそうにコメントしていた。また原は、作中で流れる「edeN」のPVについて触れ、「鳥肌が立って、改めて美しい映像だと思いました」と感想を述べた。
この後、石原氏と坂上氏が『アイドルマスター シャイニーフェスタ』について語ったが、予定外のあいうえの作文のせいで終了時間が迫っているとのことで、バタバタしつつエンディングへ。出演陣があいさつを行い、最後は中村がいつものごとく「『シャイニーフェスタ』でも『アイマス』ですよ『アイマス!』」と締めくくってイベントは終了した。