プロデューサーもディレクターも脚本家も、徹底的にこだわった!
2012年9月20日より開催されている東京ゲームショウ2012。最終日となった本日(2012年9月23日)、カプコンステージで行われたニンテンドー3DS、プレイステーション3用『エクストルーパーズ』(2012年11月22日発売)スペシャルステージの様子をお届けする。 以前のスペシャルステージのレポートはこちら(その1、その2)。
今回のステージには、本作のゲストプロデューサーである小嶋伸太郎氏と安保康弘ディレクター、本作のシナリオを担当した脚本家の佐藤大氏が登場(代表作『攻殻機動隊S.A.C』、『エウレカセブン』)。佐藤氏は本作の“マンガチック”な表現について、「普段アニメではできないことがゲームではできるのが非常におもしろいと思いました」とコメント。豪華な声優陣のことにも触れ、「信頼してお願いできる声優さんばかりなのでとてもやりやすかったです」と語った。また、制作の過程で試作品をプロデューサーらとともに何度もチェックしたことも明かされ、小嶋プロデューサーいわく「プロレスの組み手のようだった」とのこと。ほかにも少しだけ動く予定だったマンガ画がすべて動くようになったり、ボリュームが当初の予定よりもすごく増えたりと、制作現場のこだわりと熱がひしひしとこちらまで伝わってきた。
そして、スペシャルステージ恒例の実機プレイ。今回は初級以外に、中級クラスの大きな青いドラゴンとも戦闘。画面に入りきらない大きな体を持つドラゴンは、4ヶ所にあるオレンジの部分が弱点。一定ダメージを与えることで、最終的な弱点となる角が頭の上に出現するのだ。途中、佐藤氏が操作するティキがピンチになり、小嶋氏と安保氏が助けにかけつける場面も。残念ながら時間内には倒せなかったが、ドラゴンの迫力だけでも十分に楽しめたデモとなった。
最後に、佐藤氏は「プレイしやすかったし、画面がキレイで見ていて楽しかったですね。ニンテンドー3DSでもプレイステーション3でもぐりぐり動かせる感じがおもしろくて、発売が本当に楽しみです。ぜひ、爽快なアクションを皆さんも楽しんでください」とメッセージを送った。小嶋氏も「本当にマンガが動いているようなゲームになっています。カプコンらしい気持ちよさ、爽快感は期待を裏切らないと思いますので、楽しみにしていてください」とステージを締めくくった。