「マクロス」30周年記念イベントは内容も盛りだくさん
バンダイナムコブースのイベントの先陣を切って行われたのが「マクロス30周年!メモリアルステージ~だって、伝えたかったんだもん。ハッピーアニバーサリー~」。テレビアニメ「超時空要塞マクロス」の放映から30周年となる今年、ステージには「マクロスF」のランカ・リー役の中島愛さん、オズマ・リー役の小西克幸さんを迎え、さまざまな発表が行われた。
まずは、それぞれ「マクロス」の思い出を聞かれ、「マクロスF」がデビュー作となる中島さんは、最初に見た劇場版「愛・おぼえていますか」がとても気に入り、それからほかのシリーズ作を見るようになったそうだ。また、放映当時9歳だったという小西さんは、関西での放映時間(日曜午後2時)は「ママさんバレーに連れ出されて、続けて見られなかった」と当時の思い出を語ってくれた。
【2012.09.24.18:00修正】記事中におきまして、小西克幸さんのお名前に誤りがありました。読者の皆様、ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、訂正させていただきます。
待望の完全新作ゲーム化をサプライズ発表!
この日サプライズ発表されたのが、完全新作のゲーム『マクロス30(仮称)』のサプライズ発表とプロモーションムービーが流された。初代「マクロス」の輝やミンメイ、「マクロス7」のバサラやミレーヌ、そして「マクロスF」のアルトやランカといった、シリーズの主要キャラクターが勢揃いするようだ。すでに音声収録は終わっているそうだが、小西さんは「自分のパートしかわからないので、いったいどんなゲームになるのかわからない」そうで、「バルキリーには乗りたいよね。いや、ディフェンダーかファランクスでもいい(笑)」とさりげなくアピール。
続いて、『マクロス30(仮称)』に登場するキャラクターを演じる4人の声優からビデオメッセージが届いた。対応機種やジャンルは未定で、発売日が「2013年 Comin Soon」とだけ発表された。詳細が気になるところだ。
まだまだ続く、「マクロス」30周年プロジェクト
『マクロス30(仮称)』のプロモーションムービーのバックに流れていた主題歌を歌うのが、「ミス・マクロス30コンテスト」のオーディションでグランプリに輝いた千菅春香さん。20歳の現役女子大生の千菅さん。ファンの前に立つのも、主題歌を披露するのも今回が初めてということで、タイヘンな緊張ぶり。小西さんが「客席にはカボチャが並んでいると思えば大丈夫」と激励し、オーディションではシェリルの「妖精」を歌ったと語ってくれた。また、「マクロスF」でデビューした中島さんは、デビューの環境が見ている千菅さんと以前の自分をダブらせていたようで、「今日お会いするのがとても楽しみだったんです」とうれしそうだった。
以上で動画配信が終了し、お待ちかねのライブステージへ! 中島愛さんが、小西さんの「ランカの歌を聞け~!」という声に送られ、「放課後オーバーフロウ」と「虹色クマクマ」を熱唱。そして、千菅さんが『マクロス30(仮称)』の主題歌「プラネット・クレイドル」を初披露。新たな「マクロス」の歌姫がここに降臨し、ステージは盛況のうちに終了した。