レイトン教授が最後の"ナゾ"に挑む!

 2012年9月20日より開催されている東京ゲームショウ2012。ここでは、レベルファイブブースでプレイアブル出展されている『レイトン教授と超文明Aの遺産』のプレイリポートをお届けする。

 本作は、さまざまな"ナゾ"を解きながら壮大な物語を楽しむ『レイトン教授』シリーズの最新作にして、完結編となる作品。ゲームショウの体験版では、レイトンたちが"生きているミイラ"の調査に向かう、物語の冒頭を体験することができた。

 プレイしてまず驚いたのが、グラフィックの美しさ。『レイトン教授』シリーズは、前作の『奇跡の仮面』から3Dグラフィックになったが、2Dグラフィックのころの温かい質感をうまく再現していた。表情豊かに、滑らかに動くキャラクター。美しい町並。本作でも、すべてが3Dで描かれているのに、『レイトン教授』ならではのノスタルジックで温かい世界が、画面の向こうに広がっている。町をルーペで調べると、さまざまな場所でおなじみの"ひらめきコイン"やナゾを発見。ナゾは、メインシナリオに関わるもののほか、"日刊ナゾ通信"で配信されるものもひとつだけ体験できた。日刊ナゾ通信とは、1年間毎日ナゾがひとつずつ配信されるモード。今回は、数字を操作する問題を体験できた。本編とはひと味違う、パズル色が強いナゾで、このようなナゾが毎日配信されると思うと、製品版の発売がさらに楽しみになった。ちなみに、本編のナゾで、ボールを正しいアシカに渡すというものがあったが、5頭のアシカのかわいらしい動作に「ナゾ1問だけにこれほどの労力をかけるか!」と感心するほど、グラフィックが作り込まれている。

 ふたつのナゾを解き、いざ生きているミイラとご対面! ……という、ちょうどいいところで体験版は終了。この後のストーリーが気になってたまらないが、あとは製品版のお楽しみ、ということで。

 ちなみに、同じレベルファイブブースで試遊できた『レイトン教授VS逆転裁判』のアドベンチャーパートも、『レイトン教授』シリーズを完璧に再現していた。こちらは2012年11月29日に発売されるので、『超文明Aの遺産』が待ちきれない人は、ぜひプレイしてみてほしい。

『レイトン教授と超文明Aの遺産』プレイリポート【TGS 2012】_01
『レイトン教授と超文明Aの遺産』プレイリポート【TGS 2012】_02
『レイトン教授と超文明Aの遺産』プレイリポート【TGS 2012】_03
▲飛行船"ボストニアス号"に乗って雪に覆われた町に向かい、調査を進めるレイトンたち。

レイトン教授と超文明Aの遺産
メーカー レベルファイブ
対応機種 3DSニンテンドー3DS
発売日 2013年発売予定
価格 価格未定
ジャンル アドベンチャー / ナゾトキ・ファンタジー
備考 ナゾ監修:多湖 輝、プロデューサー/企画・シナリオ:日野 晃博、ディレクター:熊谷 宇祐、鈴木 純、キャラクターデザイン:長野 拓造