充実のプロモーション展開を紹介
2012年9月20日~23日の期間、千葉県・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012(20日、21日はビジネスデー、22日、23日は一般公開デー)。会期2日目、カプコンブースでは2012年11月1日(わんわんわんの日)に発売が予定されているプレイステーション3用ソフト『大神 絶景版』のステージが行われた。
プレゼンを行ったのは、プロデューサーを務める塩沢夏希氏。同氏は最初に最新のプロモーションムービーを公開し、『大神 絶景版』の魅力である16:9比率に対応したフルHDの美麗映像や、プレイステーション3ならではの機能をアピールした。塩沢氏いわく美麗になった映像はとくに好評とのことで、カプコン社内でもスタッフが思わず足を止めて見入ることもあるとか。また、プレイステーション3ならではの機能のひとつであるトロフィー対応によって、やり込み度がさらに増していることを強調した。
今回のステージでは数多くの新情報が発表となった。まず、特典として数量限定特典として用意されるプレイステーション3で閲覧可能な電子書籍“妖獣戯画絵巻”のデモが本邦初披露。これはゲームに登場するキャラクター“イッスン”が、劇中で出会う妖怪たちを描き残したという設定の画集で、本来は通常書籍として販売されているもの。今回電子書籍化されたことで、本物の絵巻物のように、ページで途切れることなくスクロール閲覧ができるようになった。テキスト読み上げ機能やサウンドの追加、さらに拡大・縮小機能も搭載された、第充実の内容となっている。
続いては、ソフト発売前日の2012年10月31日に発売が予定されているアレンジサントラ盤を紹介。ピアノ、尺八、ヴァイオリン、三味線、チェロによる五重奏を、電気的な増幅を行わない完全生演奏にて収録した作品で、ステージでは収録曲のひとつ『太陽は昇る』の録音風景が披露された。公式サイトでは、収録楽曲も公開となっているので興味がある人はチェックしてみてほしい。
“もふもふファングッズ”3種も発表に。主人公アマテラスのもふもふ具合を取り入れたパスケース、ブックカバー、ティッシュカバーが2012年12月14日に発売となる。ちなみに、ティッシュカバーは以前から要望が多かったというアマテラスのぬいぐるみ化を、より実用的な形で叶えたもの。ぬいぐるとしても、ティッシュカバーとしても使える機能的な逸品だ。また、ソフト発売から1週間後の2012年11月8日に『真・攻略本(仮題)』が登場することも合わせて発表となった。
さらに大型企画として、都内5店舗(詳細は公式サイト内の専用ページを参照)のコンセプトダイニングとのコラボレーションが発表に。ソフト発売日の2012年11月1日~11月30日までの1ヵ月間、店舗ごとにイッスン、カグヤ、ウシワカ、クシナダ、サクヤをモチーフにしたオリジナルメニューが提供される。加えて、前店舗共通で主人公アマテラスおよび特殊能力“筆しらべ”をモチーフにしたメニューが登場。コラボメニューを注文した人には、プレゼントも用意されるとのことだ。
そのほか、公式サイトで実施中の企画“イッスンの大声絵巻”や「ギリギリのラインで、情報をダダ漏らしにしている」(塩沢)公式Twitterの情報なども紹介。ソフト発売に向けて、充実のプロモーション展開が用意されていることを印象づけるステージとなった。