名作の原点がプレイステーション Vitaで蘇る

　2012年9月20日より開催されている東京ゲームショウ2012。ここでは、SCEブースでプレイアブル出展されている『フェイト/ステイナイト［レアルタ・ヌア］』のプレイリポートをお届けする。

　2004年にPC版で発売されて以来、好評を博し、さまざまな関連作品を生み、いまだ熱烈なファンを持つ『フェイト』シリーズ。家庭用ゲーム機版として2007年にプレイステーション2で発売された『フェイト/ステイナイト［レアルタ・ヌア］』が、プレイステーション Vita版が登場する。テレビアニメ『Fate/Zero』から『フェイト』ファンになった人は、これを契機にぜひプレイして欲しい作品と言えるだろう。

いまだからこそ原点を！　『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』プレイリポート【TGS 2012】_01
いまだからこそ原点を！　『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』プレイリポート【TGS 2012】_02

タッチスクリーンを使ったインターフェース

　実際にプレイしてまず目を引くのが、16対9のワイド画面に合わせて再構成されたグラフィック。プレイステーション Vitaの大きく美しい画面で見ることができるのはうれしいかぎり。また、本編のセリフがフルボイスになったことにより臨場感も格段にアップされている。もちろん、 プレイステーション Vita版ならでの操作性も心地いい。通常のボタン類でも操作可能だが、画面のタッチによる操作だけでもゲームを進めることが可能だ。もともとノベルタイプのアドベンチャーゲームなので、電子書籍風の操作は親和性も高く、とても使い勝手がいいように感じられた。

いまだからこそ原点を！　『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』プレイリポート【TGS 2012】_03

オープニングムービーは必見

　会場の展示されていたバージョンは、ほぼ完成品とのこと。美麗なグラフィックやフルボイス、タッチ操作などを存分に楽しめた。また、テレビアニメ『Fate/Zero』を手掛けたスタッフによるオープニングムービー（全3種類のうち２種類）も閲覧可能！　とくに、遠坂凛バージョンはファン必見。製品発売前にぜひ観ておきたいデキなのだ。

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