リュウといっしょに……いやホントはキャミィとかリリのほうがよかったんです
2012年9月20日~23日(一般公開日は22日、23日)、千葉県の幕張メッセにて、東京ゲームショウ2012が開催されている。本記事では、カプコンブースで出展されているPS Vita版『ストリートファイター X(クロス)鉄拳』(以下、『ストクロ』)のプレイリポートをお届けしよう。
今回の試遊では、ARモードと対戦モードのふたつを体験できた。まずはARモードの試遊から。PS Vitaにはカメラが内蔵されており、これで写真を撮影できるのだが、スクリーンをタッチしてキャラクターを配置することで、キャラクターといっしょに写真を撮れるのだ。ためしにリュウを選択してみると、キャラクターの大きさや配置場所は、ピンチイン/ピンチアウトやタッチといった操作である程度自由に設定可能。また、キャラクターのポーズは通常の立ち姿のほか、パンチ系、キック系、必殺技系といったモーションが用意されている。ただし、ポーズを指定してもキャラクターは静止するわけではなく、つねに動き続けているので、「この瞬間を撮りたい!」と思う人は、そのポーズになった瞬間を気合で狙う必要がある。
いつも筆者はメインキャラクターとしてキャミィやリリを使っているので、本来であれば今回の試遊で選ぶキャラクターも、彼女たちにするつもりだった。しかし、コンパニオンのお姉さんの視線を意識しすぎて無難なリュウを選んだというのは、ここだけの話である。写真を撮るならゴツい男より、かわいい女の子のほうがよかったなあ、と若干後悔したものの、被写体役を買って出てくれたお姉さんがノリノリでポージングしてくれたので、結果的には女の子を撮影できるという役得の展開に。いやあ、仕事ですから、しょうがないっすよね。
AR体験のつぎは、全キャラクターが使用可能な対戦モードのプレイへ。PS Vita版は、タッチスクリーンをタップしたり、背面タッチパッドをフリックすることで、ボタン同時押しなどの操作を行うことができる。以前にプレイしたときは筆者が不器用ということもあって、背面タッチパッドのフリックが暴発することがあった。しかし、調整がなされたのか、今回は暴発がほぼなく、かなりプレイしやすくなっていた印象。タッチスクリーンや背面タッチパッドは無効にすることもできるので、使うかどうかはプレイヤーの好みになるが、個人的にはボタン同時押しのミスを減らす意味でも、タッチスクリーンなどを使ったほうがいいと感じた。ちなみにこの対戦も、やっぱり相手はコンパニオンのお姉さん。いやあ、おいしいですけどね、しょうがないっすよね。