原点回帰して制作された『ロスト プラネット』シリーズの最新作

 東京ゲームショウ2012に出展された『ロスト プラネット 3』のプレイアブル版は、シングルプレイ用と、マルチプレイ用が用意されていた。

シリーズ最新作『ロスト プラネット 3』マルチプレイをリポート【TGS 2012】_01

ロスト プラネット』シリーズといえば、やっぱりマルチプレイだ!

ということで、マルチプレイのほうを試遊。その内容は、雪賊チームとネベックチームに分かれての、5人対5人のチーム対戦となっていた。対戦目的は、とある重要なサンプルを奪い合い。雪賊チームは、サンプルを奪うべく対戦相手を攻撃するアタック側で、ネベックチームは、サンプル防衛のためにひたすら迎撃するディフェンス側だ。攻守を交代しつつ、計2回チーム戦(プレイ時間は7分)がプレイ可能。しっかり遊べる時間を用意してあるので、心ゆくまでゲームが楽しめたのがうれしい。

カプコンが誇るTPS(三人称視点シューティング)の金字塔『ロスト プラネット』シリーズのマルチプレイなだけに、アクションまわりは文句なしだ。シューティングゲームにこだわって遊んでいるヘビーユーザーでも満足いくはず。

逆に、シューティングが苦手という人も、操作まわりがシンプルにまとまっているので、遊びやすい。さすがに慣れて対戦相手をキルできるようになるまでは、時間がかかりそうだけど、エイム(照準を合わせるモードへ移行)→照準合わせでショットとすんなり操作できるようになれば、スコアも伸ばせるんじゃないだろうか。

用意されていた対戦ステージは、屋内なので、物陰に隠れるアクションを使ったり、逆に、隠れている相手にはグレネードを使うといったかけひきもできる。シリーズおなじみの、ワイヤーアクションもあり、段差を素早く超えることもできたぞ。しかし、そんな細かいことは気にせず、爽快感を得ながら遊びたいし~ということで、死を恐れず、ひたすら攻撃するようなプレイをしていたが、それでも十分楽しめる内容であった。

ちなみに、『ロスト プラネット 3』のマルチプレイのプレイアブルは、この東京ゲームショウ2012で初公開!シリーズファンのみならず、シューティングゲームの通信対戦の楽しさを多くの人に味わってもらいたい。