Wii U版の美しいプレイアブル映像が初公開!
千葉県・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2012。スクウェア・エニックスブースにて、『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下、『DQX』)のWii U版を用いた、デモンストレーションステージが行われた。
ステージが始まると、同作のプロデューサー齊藤陽介氏が、Wii U ゲームパッドを片手に登場。「Wii U版はまだ開発途中ですので、もしステージ中に画面が止まったりしたら、トークで乗り切りたいと思います」と述べ、会場の笑いを誘った。
その後、「Wii U版は、テレビでも遊べますし、ゲームパッド単体でも遊べます。今日はそれを実演したいと思います」(齊藤氏)と語りながら、ゲームの実演へと移る。
まずはステージ上の大きなモニターに、テレビ出力のゲーム画面が映る。齊藤氏は、「テレビで遊ぶ場合はHD画質になります。ゲームパッドの場合はHDではありませんが、ギュッと凝縮された画面になるため、Wii版よりもキレイに見えるかもしれません」と述べた。
また、「Wii版よりも、画面内に表示できるキャラクター数を増やせそうなので、みんなで写真を撮るときなどはWii U版のほうがいいかもしれませんね」、「イベントシーンなどもすべてHD画質で作り直しています」(齊藤)とのことだ。
ここで、テレビ出力からWii U ゲームパッドへの切り替えを実演。ゲームパッドに切り替えたあとは、テレビを使わずにパッド単体でゲームを遊べるため、「寝っ転がりながらでも遊べます」とは齊藤氏の談。
質問コーナーで、Wii U版の気になる疑問に齊藤氏が回答!
デモプレイ終了後は、Wii U版の気になる疑問を齊藤氏に直接聞いてみよう、という質問コーナーが開始。あらかじめ用意された質問のほか、会場内のお客さんからの質問にも答えてくれたので、Q&A方式でお届けしていこう。
Q. Wii版とWii U版は、同じサーバーで遊べる?
A. 遊べます。
Q. Wii版とWii U版に、内容の違いはある?
A. キャラクター表示数の違いなどはありますが、遊べる内容やシステム面の差はありませんので、どちらが有利ということにはなりません。
Q. Wii版で育てたキャラクターは引き継げる?
A. 引き継げます。いまのうちにたくさん遊んでおいて、高レベルのキャラクターでWii U版を遊ぶ、といったことも可能です。
Q. Wii版をすでに遊んでいる人でも、Wii U版のパッケージは買う必要がある?
A. パッケージ自体はご購入いただく必要がありますが、スクウェア・エニックスアカウントはWii版と同じものが使えますので、月額課金は1アカウント分で大丈夫です。
Q. Wii U版のベータテストには、Wii版のデータでも参加できる?
A. まだ検討中です。ご希望が多ければやるかもしれませんが、何らかの制限を設ける可能性はあります。ただ、いまのところは、Wii U版で初めてアカウントを取得する人を優先したいと考えています。
Wii U版の開発状況と、ベータテスト開始時期、発売日について
質問コーナー後は、現在の開発状況や発売日に関する話題へ。
齊藤氏は開発状況について、「オフラインパートはお見せできるところまできました。オンラインパートについては、いま開発の佳境を迎えています」とのこと。また、ベータテスト開始時期については、「年明けごろを予定しています」と、初めて具体的な時期を示した。ちなみに、Wii U版のベータテストで作成したキャラクターは、そのまま製品版に引き継げるという。
そして最後に齊藤氏は以下のように語り、デモステージの幕は下ろされた。
「Wii版は、おかげさまでたいへんご好評をいただいております。まだプレイされたことがない方、Wii U版に興味が沸いた方は、今後また詳しい情報をお出ししていきますので、どうぞお楽しみに」(齊藤)
デモステージは、明日以降もTGS開催期間中は毎日行われるので、Wii U版を自分の目で見たいという人は、ぜひスクウェア・エニックスブースに行ってみよう。
※『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』公式プロモーションサイトは
→こちら
※『ドラゴンクエスト』シリーズ公式サイト“ドラクエ・パラダイス”は
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ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
メーカー | スクウェア・エニックス |
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対応機種 | Wii UWii U / WiiWii |
発売日 | WiiU版:発売日未定 Wii版:2012年8月2日発売 |
価格 | Wii U版:価格未定 Wii版:通常版は6980円[税込]、Wii USBメモリー同梱版は8980円[税込] |
ジャンル | RPG / 冒険・ファンタジー |
備考 | ネットワーク対応、USBメモリー16GB以上必須 製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁 |