鉄壁のガードを誇るシールドヘクトルも新登場
2012年9月20日~23日の期間、千葉県・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012(20日、21日はビジネスデー、22日、23日は一般公開デー)。開催初日、ディースリー・パブリッシャーブースにて“『地球防衛軍4』メディアブリーフィング”が行われた。
メディアブリーフィングには、『地球防衛軍』シリーズのプロデューサーを務める岡島信幸氏が登壇。2013年に発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『地球防衛軍4』のポイントを実機プレイを交えて紹介した。
まずは、本作の物語について。前作『地球防衛軍3』(以下、『3』)の戦いから8年後の2025年。再び地球に巨大生物が現れたところからゲームは始まる。
『地球防衛軍』の魅力のひとつが、地球を襲うさまざまな敵の存在だ。本作では、敵の攻撃もパワーアップしており、蟻の姿をした“甲殻巨大生物”は顎と酸で攻撃するだけでなく、人間を捕食しようと襲いにきたり、長い足を持った女郎蜘蛛のような形状の“レタリウス”は、蜘蛛の巣のようなネットを作って獲物を待ち構えるなど、『3』よりも攻撃アクションがパワーアップしている。また、「新たなフォーリナーと推測される“新型ガンシップ”(名称は仮のもの)も、強力なレーザーを放ってきます」(岡島氏)とのことだ。
さらに、『3』にも登場した高い攻撃力を誇る二足歩行の巨大ロボット“ヘクトル”もパワーアップして再び地球にやって来る。『4』では、なんと片腕にシールドを持つこともあるそうで、地球防衛軍(以下、EDF)の攻撃をガードする。そのほか、巨大生物をつぎつぎと投下してくる巨大な輸送船“輸送船キャリアー”なども登場し、ゲームエンターテインメント史上最高の絶望を描き出す。
プレイヤーの分身となるEDF兵士では、“レンジャー”に加え、飛行用ウイングを装備した女性だけの特殊部隊“ウイングダイバー”がお披露目に。多種多様な武器の扱いに長けている戦闘のエキスパートである“レンジャー”の武器について岡島氏は「まだ確定ではありませんが、150種類くらい用意しています」と語ると、続けて「いままでにない搭乗兵器も用意しています」とアピールした。
なお、現在の開発状況は55%とのこと。最後に岡島氏は「『3』が最初に発売されてから7年ぶりの次回作ということで、ファンの方にはお待たせしていますが、満足していただけるストーリーになっていますのでご期待ください」とファンへメッセージを残した。
【2012.09.20 17:26修正】プロデューサーの岡島氏のお名前に誤表記がありました。正しくは岡島信幸氏となります。読者の皆様、ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びし、訂正させていただきます。