劇場で公演される人形劇を観るかのようなアクションゲームが誕生

 本作は、“ムーンベアキング”に人形にされてしまった少年・クウタロウの冒険を描いたアクションゲ−ム。劇場で演じられるパペットショウをインタラクティブに操作するような感覚でゲームが進行する。さらに、シングルプレイだけではなく、協力プレイにも力を入れて作られているとのこと。リビングルームで、家族や友だちといっしょになって楽しめる作品を目指しているのだ。

目まぐるしく変わる舞台装置!

 本作ではプレイヤー視点が固定式で、劇場の観客席から舞台上を眺め観る形になっている。イベントシーンやアクションシーンでは、舞台上の小道具やセットが、シチュエーションごとにスピーディーにテンポよく変化していくのだ。また、視点が固定なので3Dテレビとの親和性も高いのが特徴。リビングルームにある、大きなテレビでプレイしたいタイトルと言えよう。

▲登場キャラクーや背景なども、実際の人形劇に出てきそうなテイストで描かれている。さらに、アニメーターの手によって描かれる、躍動感溢れるキャラクターの動きにも注目だ。

魔法のハサミで道を切り開け!

 クウタロウが手に入れた魔法のハサミ“カリバス”を使ったアクションも、本作の特徴のひとつ。ザコ敵を切り倒すだけではなく、ステージに出現するカーテンや旗、さらには巨大なボス敵の体毛などを切りることで、特殊な移動と攻撃を兼ねたアクションが可能だ。ステージ上にあるさまざまな物を利用して、縦横無尽に駆け巡ろう!

人形ならではのヘッドアクション

 主人公のクウタロウは人形なので、ダメージを受けるとヘッド(頭部)が転がり落ちてしまう。しかし、一定時間内に頭部を拾うことができれば、ミスにはならずに、そのまま継続してプレイできる。ヘッドは、ゲームを進めている途中で、多彩な形や能力を備えたものが手に入るのだ。ちなみに、すべてのヘッドをなくしてしまうとゲームオ−バーになってしまうので、ご用心。

▲敵からの攻撃などでダメージを受けると1ミス扱いになるゲームが多い中、本作ではヘッドを拾えばミスを無効化できるといった、アクションゲームが苦手な人への救済策が施されている。

※詳しくは週刊ファミ通2012年10月4日号(2012年9月20日発売)をチェック!
 クリエイターインタビューも掲載!


パペッティア
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
対応機種 PS3プレイステーション3
発売日 2013年発売予定
価格 価格未定
ジャンル アクション / ファンタジー