日本が誇るコンテンツの魅力を、世界に向けて発信

乃木坂46も応援に駆け付けた! 「コ・フェスタ2012」記者会見_01

 2012年9月19日、日本外国人特派員協会 メディアルームにて、今年で6回目を迎える「コ・フェスタ(JAPAN 国際コンテンツフェスティバル)2012」の記者発表会が開催された。会見には、人気アイドルグループ”乃木坂46”のメンバーも出席した。
 「コ・フェスタ」とは、ゲーム、マンガ、アニメ、キャラクター、放送、音楽、映画ファッション、デザイン、ロボットなど、日本が世界に誇るさまざまなコンテンツを国際市場で販売、流通させることをおもな目的とした、経済産業省が主催する一大フェスティバル。年々規模が拡大し、昨年の観レにベント総来場者は230万人に達したという。明日から始まる「東京ゲームショウ2012」や10月に開催される「第25回東京国際映画祭」など、18のオフィシャルイベントと11のパートナーイベントからなる、まさに一大フェスティバルなのだ。
 会見には、経済産業省 メディア・コンテンツ課長の伊吹英明氏、コ・フェスタ エグゼクティブ・プロデューサーの重延浩氏、そして、2012年10月24日のグランドセレモニーに出演する”乃木坂46”のメンバーが出席した。

 まず壇上に上がった経済産業省の伊吹氏から、「コ・フェスタ」のコンセプトの説明があった。「日本発のあらゆるコンテンツがあるというのが、日本のコンテンツ産業の強みです。それらが相互に連携して、海外に向けて強い発信力を出していくのが今回のコ・フェスタの基本コンセプトです。18のオフィシャルイベントは、明日から始まる東京ゲームショウから12月にあるATPアワードというテレビ関係のイベントまで予定されていて、この期間中、世界中の方々に日本に足を運んでもらいたいと思っています」(伊吹氏)
 続いて、エグゼクティブ・プロデューサーの重延氏から、「いまはネットの世界も広がり、これからはさまざまなコンテンツもネットと同調して新しい発想を作るべき時代になりました。そこで今回は、第9回東京国際ミュージックマーケット、TIFFCOM 2012 Marketplace for Film & TV in Asia、東京国際アニメ祭 2012 秋、Creative Market Tokyo 2012をお台場に集めて、マンガを見に来た人が映画と、映画を見に来た人が音楽と出会う、そうした連携したマーケットを提供したいと思います」と、10月23日から25日まで、4つのイベントを東京・お台場で同時期に開催する意義が語られた。

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▲経済産業省 商務情報政策局 メディア・コンテンツ課長 伊吹英明氏
▲コ・フェスタ エグゼクティブプロデューサー 重延浩氏

世界に羽ばたく次世代ジャパンコンテンツの象徴に乃木坂46!

 そのお台場で開催されるイベントでは、10月25日にZepp DiverCity TOKYOで「グランドセレモニー」の開催が決定。国内のコンテンツ関係者が一堂に会し、国際的なセレモニー・交流会にするという。会見には、そのセレモニーでライブを行うことが決定した”乃木坂46”が登場。先日、台湾で初の海外キャンペーンを行った彼女たちからも、イベントに向けて抱負を語ってくれた。
「グランドセレモニーにはたくさんの方が参加されると聞いているので、”乃木坂46”をもっとたくさんの方に知ってもらうためにも、ステージを通して情報発信を行いたいと思います」(西野さん)
「さまざまな活動に積極的に取り組んでいき、国民的、いや国際的アイドルとして活躍できるように、日本の音楽やダンスのすばらしさを海外のみなさんに伝えられるようにがんばりたいと思います」(若月さん)

「コ・フェスタ 2012」は、東京ゲームショウ2012を皮切りに、さまざまなイベントが開催される。世界に誇れる”クールジャパン”コンテンツにじかに触れてみてはいかが?

乃木坂46も応援に駆け付けた! 「コ・フェスタ2012」記者会見_04
▲乃木坂46(左から若月佑美、白石麻衣、桜井玲香、松村沙友里、西野七瀬)