本日9月13日に配信されたニンテンドーダイレクトで、ついにWii Uの発売に関する情報が一挙に公開。12月8日に、ベーシックセットとプレミアムセットが同時発売されることが発表された。本日午後11時より配信予定のニンテンドーダイレクトでは、Wii Uソフトにフォーカスした内容がさらに公開予定となっている。ひとまずその前に、関連情報をまとめておこう。

ベーシックセットとプレミアムセットの違い

さらなるソフト発表の前にチェック! Wii U発売情報まとめ_01
さらなるソフト発表の前にチェック! Wii U発売情報まとめ_03

 26250円[税込]のベーシックセットと、31500円[税込]のプレミアムセットの2モデルが発売される。どう違うのかを確認していこう。

1.本体カラー
本体と周辺機器が黒なのはプレミアムセット、同じく白なのはベーシックセットのみ。

2.本体保存メモリー
プレミアムセットの本体“kuro”は本体保存メモリーが32GB、一方ベーシックセットの本体“shiro”は8GBのモデルとなる。

3.同梱周辺機器
本体1台、Wii U GamePad1台、タッチペン1本、HDMIケーブル、本体ACアダプター、Wii U GamePadのACアダプターが付属する点は同じ。プレミアムセットにのみ、Wii U GamePadの充電スタンドとプレイスタンド、Wii U本体の縦置きスタンドが付属する。

4.追加サービス
プレミアムセットの購入者には、“Nintendo Network Premium”サービスが2014年12月末まで提供される。これは、デジタル販売ソフトの購入によって価格の約10%のポイントが貯まり、500ポイント単位でニンテンドープリペイド番号と交換できる。

ローンチタイトル

 ハードと同日発売の対応ソフトは、今のところ『New スーパーマリオブラザーズ U』(5985円[税込])と『Nintendo Land』(4935円[税込])がひとまず発表。両タイトルとも、パッケージ版とダウンロード版の両方が同時発売される。さらなるローンチタイトルが、今晩午後11時から放送されるニンテンドーダイレクトで発表される予定。

互換性

 Wii用ソフトや周辺機器との互換性能がある。Wii用のソフトは、Wii Uを“Wiiモード”に切り替えてプレイ可能。バーチャルコンソールやWii Wareなどのダウンロードソフトも、WiiからWii Uに引っ越し可能。

周辺機器

さらなるソフト発表の前にチェック! Wii U発売情報まとめ_02

 Wii U GamePad単体は13440円[税込]、Wii U PROコントローラーは5040円[税込]で発売予定。Wii U GamePadは本体に2台まで接続可能。来年以降、Wii U GamePadの2台使用に対応したゲームが出るのに合わせて発売するとのこと。
 そして、WiiのWiiリモコンプラス、ヌンチャク、センサーバーをセットにしたWiiリモコンプラス追加パックが発売される。価格は5250円[税込]。もちろん、すでにWii用のものを持っていればそのまま使用可能だ。
 そのほか、縦置きスタンドは単体販売では315円[税込]、Wii U GamePadスタンドセット(充電スタンドとプレイスタンドを同梱)は1890円[税込]。

今回新たに発表されたスペック

 メインメモリー(本体保存メモリーとは異なる)は合計2GB。ゲーム用とシステム用それぞれに独立して1GBを持っている。これにより、プレイ中のゲームを終了せずに維持したまま、内蔵インターネットブラウザやWii Uのソーシャル機能“Miiverse”などのシステム側のサービスを利用可能にしている。また、将来的な機能拡張の余地を残してある設計とのこと。
 パッケージソフトには、Wii U専用光ディスクを採用。一枚あたり25GBの容量を持ち、読み出し速度は最大22.5MB/秒。また、前述の通り1GBのゲーム用メインメモリーを搭載していることで、あらかじめ複数のシーンを読み込んでおくといった方法により、ローディング待ちの回数や時間を低減できるとしている。
 定格消費電力は、全機能を使用し、USBポート経由での外部デバイスへの給電なども行った場合で75W。実際には40W程度で動作するという。これによりWii U本体は高さ46mm、幅172mm、奥行き268.5mmというコンパクト化を実現。
 またWii U GamePadの設計にあたっては、パッドでの入力→無線で内容を本体に転送→本体でゲームの処理を実行→結果を無線でWii U GamePadに映像としてストリーミングという処理を行なっているため、この部分でゲームプレイに影響が出る表示遅延が起こらないよう配慮しているという。