夜のUSJ×『バイオハザード』は最恐!
2012年9月10日、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて、“ハロウィーン・ホラー・ナイト【バイオハザード】”のプレス体験会が行われた。
このハロウィーン・ホラー・ナイトは、2012年9月14日から11月11日まで基本的に金土日月に開催されるスペシャルナイト(10月31日のみ水曜日も開催)。午後6時から午後9時まで、USJにラクーンシティが出現するのだ。
ハロウィーン・ホラー・ナイトでは、園内のニューヨーク・エリア周辺が、ウィルスに侵された街“ラクーンシティ”に変貌。高解像度プロジェクターや音響、照明、特殊効果を駆使して、ゾンビやクリーチャーが徘徊するラクーンシティが再現される(運が良ければジルやクリスにも会えるかも?)。
さらに、アトラクション“ターミネーター 2-3:D”が、“アンブレラ社~t-ウィルス・エスケープ~”に様変わり。ここでは、感染の有無を確認するためにアンブレラ社を訪れると、突然感染者が見つかったという警報が鳴り響き、避難することに……。ちなみに、ハロウィーン・ホラー・ナイトには『13日の金曜日』や『ハムナプトラ2』も採用されており、夜は結構逃げ場がない感じなのでご注意あれ(一応“安全ゾーン”もある)。なお、昼にはベッキーも出演する“パレード・デ・カーニバル”というパレードが1日1回開催され、抽選で選ばれた80名が仮装して参加できるようになっている。昼は熱狂のパレードで盛り上がり、夜は絶叫のホラーナイトで楽しめるという寸法だ。パレードの詳細については、“パレード・デ・カーニバル”の公式ページ(→こちら)をチェックしてほしい。
体験会では、この“アンブレラ社~t-ウィルス・エスケープ~”を、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのファンクラブ会長、タレントのベッキーが一足先に体験。取材陣がいまかいまかと登場を待ち受ける中、ベッキーは友人2名とともに息も切れ切れに脱出してきた!
開口一番「本当に怖かった!」と叫ぶと、カメラがいることも忘れて興奮しっぱなし。「自分たちがウィルスに感染するんじゃないかってドキドキしました! 『バイオハザード』の世界観に入り込めてすごかったです。これもユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんだからこそできたことだと思います。想像以上でした!」と熱くコメント。
しかし、元気よくコメントするベッキーの背後には、気がつけばゆらりとゾンビたちの姿が。実はこれ、秘密で行われたサプライズ演出。「ベッキー、後ろ後ろ!」と思うプレスを前に、昼と夜のイベントの見どころを語るベッキー。が、終わりの挨拶のときになってようやく後ろに気付き、大絶叫! ずいぶん遠くまでゾンビに追いかけられながら、そのままフェードアウトしていった。
その後、記者たちも“アンブレラ社~t-ウィルス・エスケープ~”に突入。参加中、プレスレビュー参加者だと思っていた人が突然“t-ウィルス”に感染、ゾンビ化したり、死んでいると思っていたクリーチャーが突然動きだしたりと、あちこちで絶叫が響き渡る。避難中に思わぬところからゾンビやクリーチャーが飛び出してくるため、一秒たりとも安心していられないのだ。
しまいには、ちょっとした物音にも叫びだしたりと会場はいい感じに大パニック。また、金髪をたなびかせて颯爽とレオンが走って行ったかと思えば、触手の動きがとにかくリアルな“プラント42”や迫力で圧倒する“タイラント”も登場。要所要所で、恐いながらも「おお、出てきた!」と感動の声をあげる複雑な事態に。
さらに、ゾンビだけではない人間の“触覚”に訴えかけてくる仕掛けも多く、なんともいえない不気味さ、気持ち悪さを味わうこともできた。『バイオハザード』ファンであれば、“リッカ―”に舐めあげられたような……と言えば、十分伝わると思う。あまりネタバレするのも偲びないので、これ以上先は自分の目(と体)で確かめてほしいが、恐怖と緊張感を味わいたい、そして絶叫したいという人にはぴったりのイベントとなっているのは保証しよう。