『C9』を手掛けたメンバーの新作が上陸決定
ゲームオンは2012年9月7日、都内で韓国パールアビスとの独占ライセンス契約調印式典を行い、新作『黒い砂漠(仮題)』の国内サービスについて発表した。本作はパールアビスが開発中のオンラインアクションRPG。ゲームオンは2013年後半に韓国に続くサービスを国内展開するとしている。
会場にはゲームオンのイ・サンヨプ代表取締役社長らのほか、パールアビスのキム・デイルCEO、ユン・ジェミンCOO、オ・ビョンヨップ氏らが出席。『黒い砂漠(仮題)』のプレゼンテーションも行われた。
パールアビスはゲームオンでサービス中のオンラインアクションRPG『C9』のプロデュースと開発を統括していたキム・デイル氏が2010年に設立したデベロッパー。今回の『黒い砂漠(仮題)』が第1作になるという。
プレイヤーは腐敗する2大国からの独立を目指し、強大な力を与える“ブラックストーン”をめぐる戦いに巻き込まれていくことになる。現在は、ファイター、エルフ(狩人系)、ソーサラー(魔法使い系)、ジャイアント、テイマー(召喚系)の5職業を予定しているとのこと。
本作のポイントとして挙がっていたのは、高いアクション性や美麗なグラフィックなど。ムービーでは騎乗した状態から弓で戦うようなシーンもあり、確かにアクション性の高い戦闘が楽しめそう。また、実機から収録したというデモムービーは、まだ時折画面で一部オブジェクトがちらついたり、大規模戦ではフレームレートがかなり落ちる場面もあって、まさに開発まっただ中といった印象だったが、全体的に非常に美しい世界を描いていた。キム・デイル氏によると、ゲームエンジンは自社開発を行なっているという。
そして、大規模な攻城戦も注目要素として挙がっていた。攻城戦では大砲を使って門を壊すといったギミックも数多く用意されており、各人が課せられた役割をきっちり遂行する必要がある、戦術性の高いものになっているという。ただの物量勝負ではない戦術性がどのように盛り込まれるのか、こちらも興味深いところだ。