置鮎龍太郎が長宗我部元親のコスプレを披露

 2012年9月1日、東京・中野サンプラザにて、コーエーテクモゲームスのアクションゲーム『戦国無双』シリーズのイベント“戦国無双 声優奥義 2012 秋”が開催された。ここでは、昼公演の模様をお届けする。

 昼公演では、草尾毅(真田幸村役)、緑川光(明智光秀役)、竹本英史(石田三成役)、山田真一(島左近役)、高塚正也(直江兼続・黒田官兵衛役)、置鮎龍太郎(長宗我部元親役)、庄司宇芽香(竹中半兵衛役)に加え、シリーズ最新作となるニンテンドー3DS 用ソフト『戦国無双 Chronicle(クロニクル) 2nd』(2012年9月13日発売予定)に登場する藤堂高虎役の松風雅也と、井伊直虎の役斉藤佑圭、そして、『戦国無双』シリーズのプロデューサーを務める鯉沼久史氏がゲストとして出演した。

生アフレコあり、ライブありで大いに盛り上がった“戦国無双 声優奥義 2012 秋”_04

 イベントは、『仰ぎて天に愧じず』のライブからスタート。ステージに草尾毅(真田幸村)が現れると、竹本英史(石田三成)と高塚正也(直江兼続)が客席から登場するという演出で、オープニングから会場はヒートアップ。続いて、緑川光(明智光秀)、高塚正也(黒田官兵衛)、置鮎龍太郎(長宗我部元親)、庄司宇芽香(竹中半兵衛)によるサブドラマ“ネギが目に沁みる”では、長宗我部元親の風邪を治すため、ネギを首に巻く、おでこに梅干を貼るといった風邪に効く言い伝えを黒田官兵衛が試すという内容で、会場は笑いの渦に包まれた。

 高塚正也(黒田官兵衛)&庄司宇芽香(竹中半兵衛)の『風と雲の掟』、緑川光(明智光秀)の『暁更之光』、山田真一(島左近)の『風雨同舟』のライブの後は、トークコーナー“よろず天下一決定戦”がスタート。これは、ふたつのチームに分かれて、事前のアンケートによる武将キャラクターランキングから、上位にランクインしたキャラクターを選ぶというもの。出されたお題は、“いっしょに飲みに行きたいキャラは?”、“親友にしたいキャラは?”、“正直、敵にまわしたくないキャラは?”の3つ。予想外の順位が多くみられ、波乱の展開となっていた。

生アフレコあり、ライブありで大いに盛り上がった“戦国無双 声優奥義 2012 秋”_01

 トークコーナーでの出演者どうしの楽しい掛け合いの後は、キャスト陣が総登場のメインドラマ“大河の一滴”。こちらは、サブドラマとは打って変わってシリアスな内容。声優陣の迫真の演技に、ファンたちは釘付けとなっていた。続いて、『戦国無双 Chronicle(クロニクル) 2nd』の最新情報が発表されたクロニクルコーナーでは、鯉沼久史プロデューサーと同作で藤堂高虎を演じる松風雅也と、井伊直虎役の斉藤佑圭が登場。鯉沼氏は、新キャラクターに関する情報として、藤堂高虎は浅井軍、井伊直虎は今川軍のストーリーで活躍(登場)することに加え、オリジナルのセリフを募集していた“Twitterキャンペーン”の優秀作が発表された(優秀作は【こちら】)。

 2回目のトークコーナーでは、キャスト陣がTwitterキャンペーンに挑戦するという“戦国 リアクション王決定戦!”が実施。草尾毅(真田幸村)のセリフ“この期に及んで抜け駆けとは……剛毅なあなたらしい”に対し、ほかのキャスト陣が自身が演じるキャラクターならどう答えるかを披露した後は、2回目のサブドラマがスタート。“夏の終わりに咲いた花”と題したこのドラマは、草尾毅(真田幸村)、竹本英史(石田三成)、山田真一(島左近)の3人が夏の思い出作りに花火をするという物語。1回目サブドラマ同様に、笑いどころが満載の内容となっていた。

 そしていよいよイベントはクライマックスへ。高塚正也(直江兼続)が『日輪に誓う ~愛と義の太陽!~』、草尾毅(真田幸村)が『明鏡止水 ~もののふが道~』、そして長宗我部元親のコスプレ姿で登場した置鮎龍太郎(長宗我部元親)が『刻 ~意思して候~』を熱唱すると、再び客席から草尾毅(真田幸村)、竹本英史(石田三成)、高塚正也(直江兼続)が登場。『天晴!』を元気いっぱいに歌い上げ、約2時間半にも及ぶイベントは幕を閉じた。

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