その男がもたらすのは、死

『ダークサイダーズ2』待望の続編の全貌に迫る!【よりぬきファミ通Xbox 360 10月号】_01

 天界と魔界、そして人間界をも巻き込んだ壮大な戦いを描いた『ダークサイダーズ』に待望の続編が登場する。本作の主人公は、前作の主人公"ウォー"の弟である"デス"。兄の無実を証明するため、首謀者を捜す旅に出たデスだが……? また、前作に引き続き、著名アメコミ作家のジョー・マデュレイラ氏が制作に参加しているという点も見逃せない。

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▲テンポのよい、爽快なアクションバトルも本作の特徴。俺の前に立つな!
▲サイドクエストやカスタマイズなど、やり込み要素も豊富。濃密な世界を堪能せよ。
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▲数千種類にも及ぶ武具や特殊能力が存在。自由に組み合わせよう。

Story
時が生まれし以前。
天使には光の王国、悪魔には暗黒の領地、人間には下界があり、
それぞれの地が繁栄を謳歌していた。
しかし世界はある男の手により終焉の日を迎える。
神々に騙されたその男の名は、黙示録の四騎士"ウォー"。
復讐の戦いに立ち上がる彼と時を同じくして、
忘却の地より兄を救うため、第二の騎士が降臨する。
その名は"デス"。
濡れ衣を着せられた兄"ウォー"の無実を明かすため、
謀略の霧中にいる首謀者を突きとめるため、"デス"は旅立つ。
しかし彼は気付くだろう。
終焉の日、黙示録以上の事態が起きていたことに。
古の怨恨が、すべての生きとし生けるものの脅威となっていたことに……。

戦争をもたらす騎士"ウォー"の存在
 天界と魔界の調和が崩れたときに降臨すると言われる、黙示録の四騎士。前作の主人公ウォーが戦争をもたらす存在であったのに対し、本作のデスは死をもたらす存在であるという。デスは兄を追って降臨したとのことだが、ゲーム中ではどのように絡んでくるかが気になるところだ。

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▲ウォーの大剣による攻撃を、大鎌で受け止めるデス。これは、まさかの兄弟対決という展開も……?
▲壁を走るウォールランなど、アクロバティックなアクションを楽しめる。また、フィールドが前作の約4倍と超広大になっている点にも注目。
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▲デスの数倍もの巨体を持つモンスターとの迫力あるバトルシーン。何が弱点で、それをどう突けばいいのか? ひと筋縄ではいかないだろう。
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Vigil Games
ライアン・ステファネッリ

Vigil Gamesの共同創立者であるライアン・ステファネッリ氏よりコメントをいただいた。氏の本作に込める想いを感じ取っていただければ幸いだ。

Creator's Comment
―― ゲームのメインコンセプトについて。
ライアン 『Darksiders II 』(以下、『DS2』)の中心はあるのは、やはりアドベンチャーです。兄の無実を晴らすために四騎士のひとり、デスを操作して冒険の旅に出ます。アポカリプスを予定よりも早く起こしたという冤罪を負う兄・ウォーのため、デスはアンダーワールドを旅し無実を証明しようとします。豊富なRPG要素はもちろん、広大なワールド、強烈なコンバット、奥深いパズル要素、高度な操作性などユニークな要素が盛り沢山です。血みどろのアクションに加え、RPG要素がふんだんのアドベンチャー。本作には、これまでの既成概念を壊した、活気的でディープな体験が待っていますよ。

――ユーザーにこれだけは見てほしい、といった要素があれば、どこを選びますか?
ライアン 『DS2』にはクールな要素がいっぱいあるので、ひとつだけ選ぶのは難しいのですが、個人的にはアイテム収集要素がおもしろいと感じます。こういったゲームに収集要素が入っていることは珍しいですから。世界に生息するクリーチャーや宝箱、隠しボスなどが落とすアイテムなども集めがいがありますよ。最終的には、本作で遊んだすべてのプレイヤーに『" DS2』は凄まじいボリュームだった"と言ってもらえると思います。

―― 前作からの改善点、相違点は?
ライアン 数え切れないほどありますね。バトルは前作よりも複雑で、ストーリーテリング機能も完成度が増しました。世界はより広く、ダンジョンも大幅に増えています。そして前作には加えられなかったアイテム収集要素、及びスキルツリー機能を追加しています。スキルツリーは大きくふたつに分岐しており、"Harbinger"は打撃や特殊攻撃のアビリティ、"Necromancer"は地獄から召喚するクリーチャーに関連したアビリティを伸ばせます。また、"Possessed Weapons"という一風変わった新武器もあります。これは、ほかの武器を食べさせることで経験値を得られ、レベルアップするというものです。食べさせた武器によって上昇数値が変わるほか、武器の名前も自分で付けられます。ほかにも装備品によってデスのビジュアルが変わるなど、遊び応えたっぷりの内容になっていますよ。

――日本のファンにメッセージを。
ライアン 私は日本のゲームを遊んで育ちました。『DS2』を作ることで、私をゲーム開発の道へ導いてくれたお礼ができればと思っています。数多くの日本のゲーマーのみなさんに、『DS2』をプレイしてもらえることを、いまからたいへん楽しみにしています。

(C) 2012 THQ Inc. Developed by Vigil Games. Darksiders, Vigil Games, THQ and their respective logos are trademarks and/or registered trademarks of THQ Inc. All rights reserved. All other trademarks,logos and copyrights are property of their respective owners.

ファミ通Xbox 360 10月号

●表紙『DEAD OR ALIVE 5
9月27日発売予定の『DEAD OR ALIVE 5』が表紙のファミ通Xbox 360 10月号、
記事ではプロデューサーの早矢仕洋介さんとディレクターの新堀洋平さんに
たっぷりとお話を聞いてきた!
ゲームシステムのことはもちろん、新たな登場キャラクターについても!?

●特別付録:Halo 4 ブリーフィングブック
11月8日発売予定の『Halo 4』を徹底分析した特別付録冊子!
これまで判明しているゲーム情報はもちろん、
Halo』シリーズすべてを網羅したストーリー&用語解説で
『Halo 4』発売までの予習復習はバッチリ!

●特集:いまさら聞けないXbox 360のギモン 36
「Xbox 360本体はどれを買えばいいの?」
「Xbox 360はゲームのほかには何ができるの?」
「オンラインサービスのXbox LIVEって?」
「実績とは? 解除するといいことあるの?」
……などなど、Xbox 360に関する36個のギモンに答える特集!
Xbox 360の魅力をすべて知ってもらうためにも、
いま一度おさらいの意味も込めてチェック!

●特別企画:My 360 My Life スペシャル! みんなのベストワン
思い入れたっぷりに特定のゲームについて熱く深く語ってもらう連載コーナー。
今回はその特別拡張スペシャルとして、
クロスレビューメンバーの面々から編集部員に、
「これが私のベストワン!」なる1本についてたっぷり語ってもらったぞ!

●新作&攻略ゲーム
怒首領蜂 最大往生
ダークサイダース2
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●連載
Valhalla FREAKS [板垣伴信]
Highスペックマシン;Lowスペックマン [志倉千代丸]
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実績解除愛好会
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