奥深いリズムゲームについて、がんばって2項目でまとめてみる
こんにちは、週刊ファミ通のロマンシング★嵯峨です。「おい、その名前でミクさんを語るんかい」というツッコミはご遠慮ください。唐突ですが、私はいま困っています。
これまで週刊ファミ通で、合計39ページ(本当に偶然ですが、なんてすばらしい数字!)も『初音ミク ‐プロジェクト ディーヴァ‐ f』の記事を書いてきた私ですが、いま、ここに何を書けばいいのか悩んでいます。編集者として情けない限りですが、悩んでいます。だって、リズムゲームのインプレッションって、書くのが難しいんです。たとえば、「あの曲の、このサビの部分できゅきゅきゅいーんってスクラッチすると、ギター弾いてるみたいで楽しいんです!」って言われても、その曲を知らなければ想像できませんよね。かといって、文字でメロディーを伝えることはできませんし。
というわけで困っているのですが、ミクさんの魅力が伝わらないのはもっと困るので、本作のリズムゲームのポイントを、思い切ってふたつに絞って、拙いながら紹介したいと思います。
<その前にゲーム概要紹介>
本作は、電子の歌姫・初音ミクの歌とともにリズムゲームが楽しめる『初音ミク ‐プロジェクト ディーヴァ‐』シリーズの最新作。リズムゲームに加えて、ミクたちの日常風景を眺められる“DIVAルーム”、AR(拡張現実)を使った映像や写真撮影が楽しめる“ARライブ”、“ARポートレート”、自由にリズムゲームやPVを作れる“エディットモード”を収録しています。
■ポイント1 叩いて楽しい!
当たり前ですが、リズムゲームでいちばん大切なのは、ボタンを押していて楽しいこと。その点についてはご安心ください! 難しい操作は必要なく、ミクの歌に合わせて、いっしょに歌うようにボタンを押すだけで爽快感が味わえます。細かい点ですが、ボタン音の種類が複数用意されているので、聴き比べて「これが爽快だ!」と思う音を選べるのも、個人的にはポイントです。難易度はEASY、NORMAL、HARD、EXTREMEの4段階がありますので、自分のレベルにあった難易度を選んで楽しんでくださいね。
■ポイント2 眺めて楽しい!
本作のシステムは、画面外から流れてくる“メロディアイコン”が、アイコンと同じ形をした“ターゲット”に重なったときにボタンを押すというものですが、このメロディアイコン&ターゲットの配置そのものが、プレイヤーを楽しませてくれるものになっています。ときに「見づらい!」という意見も出るかもしれませんが、プレイしていれば、メロディアイコンを目で追うのもまた、本作の楽しみのひとつだとわかるはず。
かわいく美しくかっこよい歌姫を、39枚の写真で紹介してみる
もちろん、リズムゲーム以外にも、注目ポイントは多数あります。とくに、リズムゲームの背景で流れる映像については、前作からぐーんとクオリティーがアップ。ミクさんの表情は非常に豊かになり、さまざまなダンスを見せてくれるようになりました。これはもう、画面を見てもらったほうが早いですよね。というわけで、用意しました、ミクさんの豊かな表情&動きがよくわかる画面写真39点! たっぷりご堪能ください!!
これらのカットも、本作に収録されている内容のほんの一部だというのだから驚きです。PS Vitaで広がる歌姫の新ステージ、そのクオリティーはぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
■筆者紹介 ロマンシング★嵯峨
週刊ファミ通およびファミ通.comの編集者。今年の夏はファミリーマートでいっぱいいろんなものを買ったなぁ。ふぁみふぁみふぁみーま、ふぁみふぁみまー。
『初音ミク ‐プロジェクト ディーヴァ‐ f』
メーカー | セガ |
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対応機種 | PS3プレイステーション3 / PSVPlayStation Vita |
発売日 | PS Vita版:2012年8月30日発売/プレイステーション3版:2013年発売予定 |
価格 | PS Vita版:7329円[税込]、PS Store ダウンロード版は6600円[税込]/プレイステーション3版:価格未定 |
ジャンル | アクション / リズム |