『ルーセントハート』、『DIVINA(ディビーナ)』に続くPlayCooの第三弾タイトルが上陸
ガマニアデジタルエンターテインメントは2012年8月29日、東京都品川のプリンツヒェンガルテンで新作発表会を行った。現在日本でサービス中のオンラインRPG、『ルーセントハート』と『DIVINA(ディビーナ)』に続くPlayCooの第三弾として、『Dream Drops(ドリームドロップス)』を今秋サービス展開する。
8月31日よりクローズドβテスターを募集予定で、規模は1万2000人。テストは9月13日より1週間行われる予定。オープンβテストは10月上旬を予定しており、ガンホー・オンライン・エンターテイメントほか、ゲームオンでもチャネリングサービスを展開する予定だ。
ちなみに、PlayCooでは日本での展開をかなり重要視しているようで、発表会でもくり返し日本のプレイヤーへの感謝の言葉が述べられたほか、台湾での公式サイトには何と本作の日本語音声&歌入りのPVもアップされているのだ。ガマニアでこれをそのまま日本で使うかは未定とのことだが、本作の日本展開を織り込んで作ったものだそうで、何ともありがたいところ。
独特な童話世界とキャラクターたち
本作の特徴は、童話をモチーフにした独特な世界観。PlayCooのジョイス・チャン代表によると、“かわいい”、“おもしろい”、“斬新なストーリー”、“子供の心”をテーマとしており、おなじみの童話のキャラクターたちがちょっと変わった設定で登場し、オリジナリティのある童話世界が描かれる。プレイヤーは、怪盗クロノスによってめちゃくちゃにされてしまった童話の世界を元通りにするために、童話世界を冒険していくことになるとのこと。
自由奔放なお嬢様。ハートの女王に過剰なまでに愛されているらしい。ふとしたことから、夢の中でひとつの大陸を作ってしまう。プレイヤーと遭遇する機会も多く、『不思議の国のアリス』のように、大きなアリスも出てくるとか。
美貌がたたって森に放置されたり毒効果のあるリンゴを食べさせられる可憐な姫……ではなく、世界中の女性の憧れの的であるファッションブランドの経営者。
ティンカーベルや人魚姫など、おなじみの童話のキャラクターもちょっと変わった形で登場。敵もファンシーな感じ。
アリスをいじめる意地悪な……というわけではなく、本作の世界では、正義感にあふれ、プレイヤーと一緒に世界を再び平和に導こうとするヒト。
システム&ジョブ
また、本作ならではのシステムや、プレイヤーの各ジョブ(職業)についても紹介された。
“童話人形劇団”は、プレイヤーをサポートしてくれる人形たち。冒険を進めていくことで獲得し、一度に3体まで召還可能とのこと。陣形を組ませることで特殊効果も発動するという。対人戦要素では“宝物争奪戦”が紹介された。最大200人で戦うPvP(対人戦)で、自分以外は全員が敵。最終的に残った人に宝物が与えられる。
個人的にもっとも興味深かったのは“童話ノート”だ。戦ったモンスターの記録を収集する要素などはあるが、これはクエストを進めていくとノートが絵本のように埋まっていき、最終的にはストーリーとして読めるようになるというもの。本作らしい要素と言えるだろう。
そのほか、プレイヤー同士の交流を通じてポイントを貯めていくと友達と共同モーションを行えるようになり、特殊効果を得られるという“友情システム”などが用意されているという。
また、各ジョブも童話のキャラクターなどをモチーフにしたものや、かわいげのある職業になっており、スキルなどもそれに応じたファンシーなものが出てきそう。PlayCooらしい、女性でも気軽に楽しめるオンラインRPGとなりそうだ。
いわゆる戦士系の職。クルミ割り人形がイメージらしい。
ネバーランドに住む種族。射撃系武器と二刀流武器を使いこなす。ハンター系の職。
魔法使い系の職(イメージは絵描き)。筆や杖を使い、“青い鳥”を召還して戦わせたり、、自画像を具現化して分身効果をもたらしたりする。
支援系の職。バースデーケーキで仲間を蘇生したり、ソフトクリームで攻撃したり、キャンディを出して一定範囲内の敵の移動速度を下げるといった具合に、スキルもお菓子がらみ。待機モーション中もお菓子を作っているらしい。
(C)2012 PlayCoo Corporation
(C)2012 Gamania Digital Entertainment Co.,Ltd.