“CEDEC AWARDS 2012” 5部門の最優秀賞が発表、『風ノ旅ビト』、『パズドラ』、『アイマス』などの開発チームが受賞

ゲーム ニュース
2012年8月20日~22日、パシフィコ横浜にて開催されている、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2012”。同イベント内で実施された“CEDEC AWARDS 2012”において、5部門の最優秀賞が決定した。

●5部門の最優秀賞に加え、特別賞なども発表

 2012年8月20日~22日、パシフィコ横浜にて開催されている、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2012”。同イベント内で実施された“CEDEC AWARDS 2012”において、5部門の最優秀賞が決定した。

 CEDEC AWARDS 2012の最優秀賞は、各部門優秀賞を対象に、CEDEC 2012受講申込者と、CEDEC運営委員会の投票により決定されたもの。以下、各部門の最優秀賞授賞者および授賞理由をリリースより抜粋する。



■CEDEC AWARDS 2012 最優秀賞

【プログラミング・開発環境部門】
新しいゲームデザインを切り拓くオープンな革新的技術
「Kinect for Windows/Xbox 360 Kinect」開発チーム(マイクロソフト)

授賞理由:ナチュラルユーザーインターフェースの先駆けともいえる技術は、数々の新しいゲームデザインを生み出す原動力となっている。人体の姿勢をリアルタイムに認識する先鋭的なソフトウェア技術をはじめ、音声認識も含めて総合的に優れた製品を実用化した開発力は高く評価できる。学術会議等での技術詳細の公開や、 Kinect for Windows において誰もが手軽に利用できるSDKを提供する等を通じて、広い分野の開発者や研究者にも大きなインパクトを与えている。そして何より、新しいインターフェースを世に広めた功績を高く評価。


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【ビジュアル・アーツ部門】
引き算から生まれる新しい可能性
「Journey(風の旅ビト)」 開発チーム(thatgamecompany)

授賞理由:説明過多なゲームが多い中、UIという情報さえ削り取る事により、ユーザーに想像させる余地を持たせている。独特な世界感とユーザーをコントロールする絶妙なレベルデザインから起こる没入感でゲームの新しい可能性を示している。


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【ゲームデザイン部門】
複数のゲームシステムとマネタイズを統合した完成度の高さ
「パズル&ドラゴンズ」開発チーム(ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社)

授賞理由:ユーザーに馴染みのある複数のゲームシステムをバランスよく統合し、プレイヤースキルの向上に合わせたレベルデザインと、手順をも評価する演出によって継続意欲を喚起。さらにゲームの進行に対する期待感を、マネタイズにスムーズに結びつけた、総合的な完成度の高さを評価。


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【サウンド部門】
ゲームサウンドの枠を超えた、ゲーム発のJ-POPソング
「アイドルマスター」シリーズ楽曲制作チーム(株式会社バンダイナムコスタジオ)

授賞理由:バーチャルアイドルをプロデュースする(株)バンダイナムコスタジオ・サウンドチームによる軽快なJ-POPソングは、ゲームサウンドの枠を超え、TVアニメのオープニングやエンディングを飾り、横浜アリーナ2Daysライブの実現や、キャラクターシングルCDがオリコンWeeklyチャートTOP10に5作同時ランクインを果たすなどの快挙。


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【ネットワーク部門】
多くの若きゲーム開発者を生み出すゲームエンジンの開発と共有
「enchant.js」 開発チーム(株式会社ユビキタスエンターテインメント)

授賞理由:オープンで手軽に扱えるJavaScriptベースのゲームエンジンとして登場し、多くの若いゲーム開発者を育成する土壌を形成した点を評価。また、本日は、各部門の最優秀賞の授賞式に加えて、過日発表いたしました「CEDEC AWARDS 2012特別賞」と、ゲーム関連書籍の著者に贈る、「同・著述賞」授賞式も行われました。


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■特別賞

浜村 弘一氏 株式会社エンターブレイン 代表取締役社長

授賞理由:ゲームの草創期より、メディアの立場からゲーム業界・開発者へのさまざまな意見・提案の発信


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■著述賞

「テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG理論と物理・数学の基礎」著者
株式会社オー・エル・エム・デジタル 研究開発部門 曽良 洋介氏、Marc Salvati氏、四倉 達夫氏

授賞理由:CG技術の基礎と、関連する数学物理を豊富な図解で初歩から丁寧に解説した記述


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CEDEC AWARDSは、2008年に第1回を開催、本年で5回目となります。本賞は、ゲームソフト等のタイトルそのものでなく、コンピュータエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術にフォーカスし、技術面から開発者の功績を称え表彰することで、開発者全体の士気高揚を図ると同時に、開発技術の普及・啓蒙とコンピュータエンターテインメント産業全体の発展を目指しています。

CEDEC AWARDS 2012』の優秀賞は、受講者アンケートで上位に選ばれたCEDEC 2011講師の方々とCEDEC 2012プログラムワーキンググループの各分野のプロデューサーで組織される『CEDEC AWARDS 2012ノミネーション委員会』で決定された、各部門5エントリー・合計25の個人とグループに授与されました。

また、本年は、特にこのほど結成された、ゲーム音楽を主体に演奏活動を行う「日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」が演奏を行いました。


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※「日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」について
「BGMだったゲーム音楽を表舞台へ。」バックグラウンドではなく主役の音楽へ。ゲームという枠を超えた音楽へと昇華させ、ゲームファンのみならず多くの音楽愛好家の方々に愛される活動を」という想いのもと設立された、ゲーム音楽を主体として演奏活動を行うプロオーケストラ。ゲーム業界を代表する遠藤雅伸、古代祐三の両氏を代表理事に迎え、2012年7月に発足しました。2013年中の第1回演奏会開催を目指して、準備を進めています。定期公演のほか、録音やイベント演奏、プロオーケストラだからこそできる全国公演、さらには世界の舞台も視野にいれるなど、常識にとらわれない自由な活動を目標としています。



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