物語の鍵を握る、謎の無人機登場

 KONAMIは、プレイステーション3、Xbox 360用ソフト『メタルギア ライジング リベンジェンス』を、2013年2月19日(火)に北米・中南米で、2013年2月21日 (木)に日本・欧州・アジアで順次発売すると発表した。また、E3トレーラーには収録されなかった約45秒の新映像が加わったgamescomトレーラーも公開されたのでお届けしよう。今回新たに登場したのは、雷電抹殺の指令を受けて雷電の前に立ちふさがる、ウルフの姿をした無人機。どのような戦いが繰り広げられるのか、また物語ではどのような鍵を握るのか……本作への期待が高まる。

<ストーリー>
世界の民間軍事会社(PMC)を巻き込んだ「ガンズ オブ ザ パトリオット」事件から3年余りが経過した。戦争がビジネスとなった時代は終焉を迎えるかに思われたが、アメリカのサイボーグ技術の流出が、戦場に新たな非対称性を持ち込んだ。

かつて少年兵としてリベリア内戦に参加、“ジャック・ザ・リッパー”の名で怖れられたという雷電は、現在はサイボーグとして民間軍事警備会社(PMSCs)“マヴェリック・セキュリティ・コンサルティング”に所属し、新興国での要人警護や国軍の訓練などを請け負うことで糊口を凌いでいた。しかし内戦を脱し復興を遂げたはずの国で、雷電達は多数のサイボーグを要する勢力に襲撃を受け、復興の立役者である首相は死亡。敵の用心棒サムは雷電の剣が「快楽を怖れている」と指摘、雷電はサムに敗れ左目と左腕を失うことになる。

調査の結果、敵勢力は“デスペラード・エンフォースメント”として米国に登記されたPMCであると判明。さらに彼らが、米ロの思惑が交錯するアブハジアにて首都を占拠したとの情報が入る。ロシア出身のマヴェリック社代表ボリスは、ロシア連邦保安庁(FSB)からの根回しを受けて、首都奪還の業務を受注。新たなサイボーグとして再起動した雷電は、デスペラード社とサムへの雪辱戦(リベンジ)に赴く。

世界各地で暗躍するデスペラード社と、その背後で蠢く影、そして不可解なサムの発言。戦いの中で明らかになるには、自由な情報発信が保証されてもなお剥奪され続ける“真実”。吹き荒れる暴力の嵐の中、過去と対峙した雷電は、一つの決断を下す――。

▲gamescomトレーラーで登場した、雷電抹殺の指令を受け、雷電の前に立ちふさがる謎の無人機ーー。物語では鍵を握る?
▲本作の主人公、雷電。巨大な無人兵器をも一刀両断する“高周波ブレード”を装備したサイボーグ。
▲謎の無人機と対決する雷電。