デジタルエンタテインメント事業の営業損失は1.1億円に
スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2013(平成25)年 第1四半期決算を発表。第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は249億1400万円で前年同期比1.6%増となったものの、営業損失が11億6300万円(前年同期は営業利益21億7800万円)、経常損失が20億4900万円(前年同期は経常利益14億8700万円)、四半期純損失が20億7700万円(前年同期は四半期純利益6億9000万円) となった。
決算短信によると、ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント事業は、ニンテンドー3DS向けの『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3DS』の販売が好調であったほかは、家庭用ゲーム機用ソフト販売全体は低調に推移。PC・スマートフォン等をプラットフォームとしたコンテンツについては、ブラウザゲーム『戦国IXA(イクサ)』、モバゲー向けソーシャルゲーム『ファイナルファンタジーブリゲイド』などが順調に推移。当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は113億3600万円(前年同期比3.9%減)となり、営業損失は1億1100万円(前年同期は営業利益28億3400万円)となったとのこと。
スクウェア・エニックスは、事業環境の変化に対応したさまざまな取り組みを通じて、当該事業年度からの本格的な収益改善を目指すとしている。