ファン感涙のステージが展開
2012年8月5日に東京・新木場のSTUDIO COASTにて、アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム『ブレイブルー』シリーズのファン向けイベント、“ぶるふぇす2012 -らいおっとさまー あげいん-”が開催された。
2009年の“ぶるふぇす2009 RIOT SUMMER”、2010年の“ぶるふぇす2010 -SPRING RAID-』”に続き、3回目の開催となる今回は、『ブレイブルー』シリーズに登場するキャラクターの声を演じた声優の杉田智和（ラグナ＝ザ＝ブラッドエッジ役）、今井麻美（ツバキ＝ヤヨイ役）、近藤佳奈子（ノエル＝ヴァーミリオン役）、磯村知美（マコト＝ナナヤ役）、悠木碧（プラチナ＝ザ＝トリニティ役）、中村悠一（ハザマ役）、ゆかな(帝役)が出演。既報（→こちら）の通り、新作アーケードゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』（2012年冬稼動予定）がサプライズ発表されたほか、『ブレイブルー』シリーズを応援する公式Webラジオ『ぶるらじW』の公開録音や生アフレコなど、ファン感涙の内容となった。
最初に登場したのは、MCを担当する磯村知美。磯村の「ぶるふぇす2012 らいおっとさまー」という掛け声に続いて、来場者が「あげいん！」と叫ぶとイベントがスタート。ゲームのキャラクター選択画面の演出とともに出演者がつぎつぎ登壇し、会場は大いに沸き返った。
最初に行われた“生アフレコ”コーナーでは、『ブレイブルー コンティニュアムシフト』の物語が凝縮された、ここでしか聞けないオリジナルストーリーが展開。ストーリーに沿ったキャラクターの掛け合いはもちろん、ゲームの対戦画面に合わせてアフレコするといった演出も入り、ファンも大喜び。ふだんは見ることができない声優陣の演技に、会場からは「おぉー！」と大きな歓声が上がった。
ラグナの前に真の黒幕“帝”が現れて生アフレコは終了……。すると突然、スクリーンにシリーズ最新作『ブレイブルー クロノファンタズマ』のPVが映し出された。来場者はを食い入るように映像を見つめていたが、PVの最後にタイトルロゴと稼動時期が現れると、会場は大歓声と拍手に包まれた。そして、森利道プロデューサーから『ブレイブルー クロノファンタズマ』に関する情報が発表に！ まず、タイトルの“クロノファンタズマ”は“刻の幻影”という意味で、ストーリーが進展するほか、背景やBGMも一新されている。さらに、「初心に帰ろうということで、イラストも描き直しました」とのこと。続いて、新キャラクターとして、天女の如く舞い踊るテクニカルキャラクター“アマネ＝ニシキ”（CV：石田彰）、打撃と投げを持ち合わせたレディハンター“バレット”（CV：行成とあ）、最凶の暴力を行使する屈指のパワーファイター“アズラエル”（CV：安元洋貴）が登場することが明かされた。
続いて、今回のメインイベントとなる公式Webラジオ『ぶるらじW』の公開録音がスタート。……とその前に、『ブレイブルー クロノファンタズマ』の新キャラクターであるバレット役の行成とあ、アズラエル役の安元洋貴がシークレットゲストとして登場。『ぶるらじ』史上初の超スペシャルな収録となった。なお、収録された番組は、2012年9月6日配信予定とのことなので、ここでは見どころ（聞きどころ）をピックアップしてお届けする。
最初のコーナーは“うろ覚え魔導書 帝 Judgment”。これは、与えられたお題の絵を出演者がうろ覚えで描き、その中から気に入った作品をゆかなが選ぶというもの。お題は“プラチナのアークエネミー“無兆鈴”が、1万回に1回の確率で具現化するあるモノ”。「精神的なダメージを与えられそう」という理由で“大量のウナギ”を描いた行成が、「皆さんのイラストがぶっとびすぎて……」とコメントするほど、出演者の大半はかなり個性的なイラストを描いており、イラストのジャッジを行うゆかなも困惑していた。
もうひとつのコーナーは、“バレットのあなたの瞳でロックオン”。これは、3チームに分かれて、ステージに用意されたセット（ふたつの壁）の隙間を通り抜け物が何かを当てるというもので、隙間（＝狭間）の大きさは、ハザマ役の中村によるクジ引きで決定する。獣兵衛ぬいぐるみ、おさかなソーセージ、天玉うどん（食品サンプル）と、『ブレイブルー』に関連するアイテムが答えになっており、勝負は大接戦。どのチームが勝利したかは、2012年9月6日の放送で確認してほしい。
イベントの最後には、再び森プロデューサーが登壇し、発表されたばかりの『ブレイブルー クロノファンタズマ』のロケテストが、イベントの翌日2012年8月6日から行われることを発表。最後の最後までファンを喜ばせた盛りだくさんの内容となった。
