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アメリカのテキサス州ダラスで、id Softwareのファンイベント“QuakeCon 2012”が開催中。QuakeConなんだから、そりゃ『Quake』大会はもちろんある。実質的な最終日となる8月4日、『Quake Live』の大会決勝が行われた。
招待選手によるマスターズチャンピオンシップの決勝に進んだのは、CypherことAliaksei Yanusheuski選手と、DaHanGことTimothy Fogarty選手。
第1マップはBloodrun。ファーストキルを取ったDaHanG選手が優勢に試合を進め、中盤まで1-0で進行する。Cypher選手は至近距離でDaHanG選手の死角を取るチャンスを得るも決めきれずに2キル目を取られ、かなり追い込んだプラズマガンの撃ち合いもDaHanG選手に撃ち負けてしまった後は転落死もあり、最後は4-0でDaHanG選手がファーストマップを勝利した。
第2マップはToxicity。前マップに引き続きDaHanG選手が優勢にキルを重ねていき、完全に先読みしたロケットランチャーまで当てると会場からはため息が。しかし、10-0まで進んだところからCypher選手の逆襲が始まり、立て続けに3キルを取ると今度は歓声があがる。しかし最後は11-9でDaHanG選手が2連勝。
第3マップはAerowalk。完全に後がなくなったCypher選手がファーストキルを取り、メガヘルスやイエローアーマーをきっちり取りながら3-0へ。しかしメガヘルスを取りに来たDaHanG選手を狙い撃つのに失敗し、そこから立て続けにラウンドを落として逆転される。3-7まで持っていかれて勝負あったかというところでメガヘルスの回収に成功し、一気に7-7まで取り返す。ロケットランチャーも猛威をふるい、最後は17-9でCypher選手が勝利し、かろうじて望みをつなぐ。
第4マップはFurious Heights。何とか巻き返していきたいCypher選手がファーストキルを取り、逆転を目指す。優勢に試合を進めていたが、残り15秒でDaHanG選手が追いつき、オーバータイムに突入! オーバータイム突入後もそのままの勢いで攻めていくDaHanG選手だがキルを取りきれず、2回目のオーバータイムへ。後を追う展開が続いたCypher選手だったが、メガヘルスを取ってから一気に攻勢に出て、レイルガンを当て、最後は落下してきたDaHanG選手をライトニングガンでキル! さらに畳み掛けて、最後は6-3でCypher選手がマップ取得数でタイに持ち込む。
そして最終の第5マップはLost World。Cypher選手のライトニングガンが唸り、気付けば11-0の圧勝ペース。DaHanG選手が残り体力一桁からまさかのマシンガンでキルを取って盛り上がる場面もあったが、最後は残り10秒、17-5の状況でDaHanG選手が「gg」(Good Gameの略。投了したことを示す)と打ち、そのままタイムアップ。Cypher選手の優勝が決定し、見事9000ドルの賞金を獲得した。
The QUAKE LIVE Duel Invitational Masters Championship
1st Aliaksei Yanusheuski ([M] Cypher)
2nd Timothy Fogarty (DaHanG)
3rd Shane Hendrixson (rapha)
The Intel QUAKE LIVE Capture the Flag Open
1st ROOOF (ROOF)
2nd DaFoneMen (DFM)
The Intel QUAKE LIVE Duel Open
1st Christopher Brimer (aXema)
2nd Jeff Heakes (Flysher)
3rd Kevin Holowchik (kgb)