伝説のイベントが大復活！
2012年8月4日～5日の2日間に渡って千葉県の下総フレンドリーパークで行われる“ゲームサマーフェスティバル 2012”が開幕した。エンターブレインが主催する本イベントは、対戦格闘ゲームの大会である“闘劇”や、ゲーム音楽ライブの“音撃 ～Game Sound Impact 2012～”など、さまざまなイベントが同時に行われている。そのひとつとしてブルーステージで行われたのがシューティングゲームイベントの”わっしょい 2012夏”。本イベントの模様をリポートする。
現在、世間の話題はロンドンオリンピック一色。眠い目をこすりながら中継を観ているという人も多いだろう。スポーツはやらないけれどスポーツ観戦は好き、それが超一流の選手たちによるものならばなおさら、という人が多いのは、オリンピックに限らずサッカーワールドカップなどの大きな大会の注目度を見れば明らかだ。そして、そんな人たちにぜひオススメしたいのが、この”わっしょい 2012夏”。もちろん世界大会のような規模ではないが、披露されるプレイは間違いなくワールドクラス。画面に映し出される弾避け、スコア稼ぎは、ゲームを遊ばないという人にもその凄さが伝わるであろうことは疑う余地なし。もはや芸術と言っていいレベルだ。
イベントは、基本的に、さまざまなシューティングゲームをスゴ腕のプレイヤーがプレイ。それをこれまたそのタイトルで名の通ったゲスト解説者が解説するという形式。本日登場したタイトルとプレイヤーは下記。
ストライカーズ1945 II（Player：Y.齋藤）
虫姫さまふたりBlack Label（Player：NAK）
バトルガレッガ（Player：デーモン山中）
東方妖々夢 0Perfect Cherry Blossom.（Player：ISO）
ストライカーズ1945 II（Player：M.T）
ケツイ（Player：SPS）
彼らがスイスイと敵弾の間をすり抜け、ゴリゴリとスコアを積み上げていくのを見ているだけでも空いた口が塞がらないような状態になるが、プレイ中にどういったテクニックが使われているかをゲスト解説者がわかりやすく説明してくれるため、さらに楽しさが増す。例えば
・テクニック：臨死（ストライカーズ1945 II）
ボスが時間制限で自爆すると同時にミス（自機がやられる）しても残機が減らないというバグ（？）を利用して、わざとミスをしてミスをしたときにばら撒かれるボムとパワーアップアイテムを回収してスコアを稼ぐというテクニック。ボスを倒していないことで、倒した時の10000点が得られないが、アイテムの回収で24000点入るのでこちらのほうがお得ということらしい。言うまでもなく、説明するのは簡単だが実践するのは容易ではない。Y.齋藤氏はポンポン成功させてましたが……。ネーミングセンスも秀逸。
こんな解説を交えつつ「ここも臨死入りますね」→サクッと（もちろんそんなことはないだろうがそう見える）成功。といった感じで、観るのも楽しい聞くのも楽しい、まさにスポーツ観戦と同じです！
文面ではかなりお伝えしにくいが、このスーパープレイを見ないのは本当に損。会場に足を運べない人も、ニコニコ生放送での中継をぜひご覧あれ。きっと満足できると思います。
といった会話も弾む（？）素敵なイベント。15年前のゲームでもプレイヤーたちの研鑽で色褪せないってスゴイです。
