ステルスアクションを楽しもう

 ベセスダ・ソフトワークスが、2012年10月11日に発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『Dishonored(ディスオナード)』の最新情報をお届け。今回は、戦略的かつスタイリッシュな暗殺に欠かせない、“武器”、“ガジェット”、“超常能力”などについて紹介する。

『Dishonored(ディスオナード)』の“武器”、“ガジェット”、“超常能力”などを紹介_01

■世界観に相応しいシンプルな武器とガジェット
本作は、主人公のコルヴォが仮面のアサシン(暗殺者)となり、闇や物陰に身を隠し、敵に近づき、急襲するステルスアクションゲーム。そのステルスアクションを純粋に楽しむための武器とガジェットを公開する。

・武器
ソード:主人公コルヴォの基本となる暗殺武器
ピストル:通常弾と爆発弾の2種類。戦闘によって使い分けることができる
クロスボウ:通常矢、麻酔矢、爆熱矢の3種類。戦闘や目的によって使い分けることができる

・ガジェット
グレネード:手榴弾
スティッキーグレネード:ターゲットの身体に付着し爆発する
スプリングレーザー:発動すると複数のワイヤーカッターが敵を切り刻む。トラップとして仕掛けても、敵の身体に直接貼り付けてもよし

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■暗殺を自由自在に行う本作の最大の特長とも言える超常能力
主人公のコルヴォは、謎の存在である“ダークサイダー”から、人智を超えた力を手に入れる。“超常能力”と呼ばれるその力は、まさに常識や自然現象からかけ離れた強大な力であり、コルヴォの果たす復讐の大きな力となる。時間を止める、テレポートを行う、といった行動や攻撃を有利にするものから、ネズミを操って攻撃する、動物や人間に憑依する、敵を塵と化す暗殺法など、本作らしいユニークなものまで、さまざまな能力を使用することができる。この能力の使用にルールはない。コルヴォ(プレイヤー)が必要だと思ったタイミング、シチュエーションで自由に選んで使用すればいい。たとえば、大量の追手に対し、テレポートで躱して逃げ延びることも、突風を巻き起こして追手を吹き飛ばすのも、どちらも正解であり、プレイヤーが望む結果となる。ほかのステルスゲームと一線を隔す本作の最大の特長とも言える超常能力。ステルスで闇や物陰から急襲するのも、アグレッシブに正面から戦うのも、プレイスタイルの選択も自由自在だ。

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<10種類の超常能力を使いこなせ>
超常能力は全部で10種類。そのうち4種類は強化能力と呼ばれ、主人公の身体能力を強化する。ゲーム開始直後は“ブリンク”と呼ばれる近距離テレポートの能力しか使用することはできないが、ゲームのプレイ進行に合わせて“ルーン”と呼ばれるアイテムを入手していくごとに使用できる能力が増加する。また、スキルをアップグレードすることで強化することも可能だ。

・基本能力
ラット・スワーム:ネズミの大群を呼び出す
ブリンク:一定距離を瞬間移動できる
ベンド・タイム:時間を止める
ダーク・ヴィジョン:透視で周囲にいる敵やアイテムを見ることができる
ポゼッション:動物や人間に憑依する
ウインド・ブラスト:突風で敵を吹き飛ばしたり、ミサイルを跳ね返す

・強化能力
シャドー・キル:暗殺した相手を塵にする
ブラッド・サースティ:能力を使うために必要なアドレナリンを増やす
アジリティ:より高くジャンプする
ヴァイタリティ:体力を増やす

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▲ラット・スワーム。ねずみの大群を呼び出し、敵を襲わせる。ダンウォールのねずみは凶暴で敵を跡形残さず喰い尽くす。
▲ダーク・ヴィジョンによって、敵の存在や視界が明らかになる。この能力があればより高度なステルス・アクションが実現する。
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▲ウインド・ブラスト。突風を起こし、まさに敵を吹き飛ばす迫力のシーン。

■さまざまな局面でプレイヤーのスキルを強化するボーンチャーム
ボーンチャームとはコルヴォのスキルを引き上げる機能をもった特殊アイテム。プレイヤーのプレイスタイルやシチュエーションで自由に組み合わせて装備することが可能。たとえば、ステルスプレイスタイルを遂行したいときには、以下のボーンチャームを装備してステルスをより効果的にすることができる。

デリケート・タッチ:ガラスを割って侵入した時のノイズを低減してくれる
ヴォイア:鍵穴からのぞいた時に見える範囲が拡大
ディープ・ブレッサ:水面下に潜ったときに長く息ができる
 
もしくは、アクロバティックな動きを楽しんで、ゲームを有利に進行させたいときは、以下のボーンチャームを装備するといい。

レイブン:上から下に飛び降りた暗殺の際に体力が増加する
クイック・ダッジ:ボルトや矢をより避けやすくなる
リバー・アフィニティ:泳ぐスピード早くする
 
ボーンチャームは全部で50種類ほど用意されている。しかし、一度のスループレイで出現する数は20数個。一度に装備できるボーンチャームの数には限度があるが、商人から購入して装備できる数を増やすことができる。

■組み合わせ自在、見事なまでのアサシネーション(暗殺)
超常能力はさまざまな局面で役立つばかりか、組み合わせ次第では相乗効果を得ることができる。ステルスを活用した暗殺の局面はもちろん、正面突破をしなければならない緊迫した戦闘シーンでも、発想と機転によって、ピンチを切り抜けたり有効に立ちまわることが可能となる。

また、武器やガジェットと超常能力を組み合わせることでも、アサシネーションの幅は大きく広がる。戦略的に組み合わせれば、スタイリッシュなアサシネーションが可能となる。たとえば敵に囲まれたとき、ベンド・タイムで時間を止めながら周囲の敵それぞれに銃を発砲した後、ベンド・タイムを解除すると、どうなるだろうか? 恐らく同時に弾丸を受けて倒れ込む死体の輪が見られるはずだ。

■コルヴォの前に立ちふさがる手強い敵たち
<トールボーイ>
自走ミサイル矢や高所からの監視を可能にした長い脚を搭載した破壊的な番兵 。

<ボトルストリートギャング>
ダンウォールに巣食う底辺とも言うべき犯罪者たち。

<シティウォッチオフィサー>
制服を着ているだけで中身は犯罪者と何の変りもない残忍な警察官。

<ダウド>
アウトサイダーから接触のあった闇の暗殺集団のリーダー。

<エリートガード>
一般的な街の護衛よりも洗練されプロ意識が高く、残忍な兵士たち。

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▲疫病が蔓延するダンウォールの象徴とも言えるトールボーイ。彼らは番兵として疫病にかかったものやダンウォールに反旗を翻す者たちを冷酷に処刑する。
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▲コルヴォに攻撃を仕掛けてくるシティウォッチオフィサーたち。
▲番犬として侵入者を攻撃する凶暴なハウンズピッツ。